ぬっしっしー
ぬっしっしー
ぬっしっしー
ぬっしっしー
ぬっしっしー
青
桃
青
MOB
MOB
青
桃くんと登校時刻被らないように遅くしてただけ…。
MOB
青
青
桃
青
青
MOB
青
MOB
青
桃
窓の外を見る君の横顔が
なんだかくしゃりと歪んだ気がした。
橙
青
橙
青
紫
紫くんが心配そうに桃くんの方に一瞬視線を向けた。
紫
青
〝あの日〟っていうのはあれでしょ。
僕らが喧嘩した日。
放課後泣きじゃくった生徒会室で。
あれからもう数日。
もう11月下旬。
紫
紫
青
青
橙
橙
青
橙
紫
紫
青
紫
青
橙
橙
青
橙
そう言って、2人は去ってゆく。
嗚呼、痛いな。
こんな事ならいっそ
自分でもっと痛めつけてしまいたい
…なんて
君に言ったら、君はどう思うんだろう。
赤
青
黄
青
答える言葉も無く、力無く俯いた。
外は僕の心境みたいに、土砂降りだった。
桃
橙
紫
桃
紫
紫
橙
桃
『これは誰も...もちろん青ちゃんも悪くないんです』
桃
青が俺の事ばっか考えるからでしょ?
そのせいであいつ、あんな痛めつけられて─ッ、
桃
紫
桃
紫
桃
分かってる、心配してくれてるんだろ。
その心配の眼差しが痛い。
─生徒会室前廊下
放課後の帰り際。
外は相変わらず土砂降りだ。
桃
ここは生徒会室前の廊下。
用があるってわけではない。
ただ、青が─…
黄
桃
桃
赤
桃
赤
俺は引っ張られ生徒会室へ。
桃
青が絡んでる事なのは分かってる。
黄
桃
赤
赤
桃
桃
桃
桃
桃
黄
桃
鋭い目付きでこっちを見つめる。
そんなわけないじゃん。
俺ら、幼なじみで─ッ
桃
赤
赤
桃
あの日、雨の中。
泣きじゃくりながら家を出てった青。
なにか、辛いのは分かってた。
その〝なにか〟がわからないまんま。
桃
赤
なんで、そんな分かりきったようなこと…ッ
桃
目線を逸らして、無意識に扉の方を見る。
桃
そこには
青
以下にも〝鉢合わせてしまった〟ような青が居た。
瞳は薄暗くてあの日の青とは違かった。
青
俺の視線から逃げるように去っていく。
桃
桃
黄
桃
桃
桃
桃
青
青
桃
微かに見えた、涙の跡。
桃
違う、言いたいのはこんなじゃない。
青
青
桃
青
桃
…ダンッ、!
青のすぐ後ろの壁を殴りつける。
そのまんま青は後ろへ下がって壁にもたれかかった状態になる。
青
青は涙目になるものの、泣こうとはしなかった。
桃
桃
青
桃
桃
桃
桃
桃
青
1粒だけ。
ぼろぼろ零れる涙の1粒だけが君の頬に当たった。
青
弱い声色とは裏腹に、瞳だけは強かった。
青
桃
青
青
青
桃
桃
桃
桃
桃
冬の雨の日の夕方は、雨雲がかかって夜かと思うほど暗い。
鬱陶しい。
青
青
MOB
青
青
MOB
青
MOB
MOB
青
MOB
MOB
青
MOB
青
青
MOB
MOB
青
MOB
青
MOB
青
そう言い捨て、勢いよく走り出した。
MOB
MOB
桃
MOB
MOB
桃
MOB
桃
MOB
MOB
桃
MOB
MOB
桃
桃
MOB
桃
MOB
桃
MOB
桃
スタスタ歩きながら、校門へと行く。
─その頃...
※人は居ません。居ませんからね?
青
雨の中走りまくる。
桃くんと帰るタイミングが被らないために。
青
冬の空気を突き破って当たる雨粒は案の定冷たい。
空気でさえ冷たいのに。
それはもう、凍てついてしまうほど。
青
自分の頬を伝う水は雨粒なのか、涙なのかは自分でも分からない。
─バシャッ
水溜まりを思い切り踏みしめたせいで汚い水しぶきが上がる。
青
冷たい水に濡れたから速攻お風呂に入る。
青
厚着でもやっぱり寒い。
青
青
青
青
青
涙でぼやける視界に見えた。
リビングテーブルの上。
青
青
〝レンジであっためて食べて。 お母さんより〟
青
そこに置いてある紙に書いた。
〝ありがとう〟って。
─もう1回。
もう1回、お母さんと話したい。
桃くんのこと。
青
僕だって。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500
コメント
15件
正直…泣いた
フォロー失礼します!🙇♀
切なすぎる😿💭 続き気になりすぎて夜も眠れません💭💕