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凛子
息を吐くと白い息が現れる。
光琉
凛子
光琉
彼が帰った後に、ベンチに座り
コートのポケットに 入れていた
賽子(双六)サイズのチョコレート を取り出し、ひと噛みすると
冬場の中で3日以上ポケットに入れっぱなしだったチョコレート
予想通り固く凍っている。
この寒さのせいか、噛み砕くことは難。
端ないとは思いながらも、舌の温度で溶かしながら徐々に固いチョコを 溶かしていく。
そんなとき、私はなにをやっているんだろうとふと思う。
そしてチョコレートを噛み始めると
寒さと同時に、何故か 生温い涙が溢れてきた
凛子
さっき、私と話してくれていたのは 私が片思い中の彼だ。
あ、でもこの「恋」は きっと…叶いませんね
なんせ彼は、レンタル彼氏ですから。
叶わないと分かっている上で 私は毎週彼をレンタルしている。
凛子
それでも、レンタルでも
本物じゃなくても
長い時間、一緒に居たいと思ってしまう…。
『明日でレンタル彼氏の仕事は終了なんだ。』と彼は言ってきた。
私はもう明日を逃したら 彼に会うことが出来ないと思い
延長と共に、告白することを決めた。
友達
凛子
友達
友達
友達
凛子
凛子
友達
友達
凛子
凛子
凛子
友達
友達
友達
友達
友達
光琉
凛子
凛子
光琉
光琉
光琉
凛子
光琉
3時間後
彼と過ごす時間は宝物であり思い出に なったけど。
同時に、彼と過ごす時間はいつもよりもあっという間に過ぎ去っていった──。
光琉
凛子
私は勇気を振り絞って 光琉さんを呼び止めた。
光琉
凛子
「当たって砕けろ」だよ! もうどうにでもなれ…!!!
凛子
凛子
凛子
凛子
光琉
凛子
凛子
凛子
凛子
凛子
凛子
凛子
凛子
凛子
光琉
凛子
凛子
光琉
凛子
光琉
急に私の手を掴む光琉さん
凛子
光琉
光琉
凛子
私はその時、語彙力を無くすほど 信じられないぐらいに幸せな気持ちだった。
凛子先生
生徒達
生徒達
凛子先生
生徒達
生徒達
生徒達
生徒達
凛子先生
凛子先生
凛子先生
生徒達
凛子先生
生徒達
凛子先生
生徒達
生徒達
生徒達
生徒達
凛子先生
凛子先生
凛子先生
凛子先生
こんな無謀な恋が叶うのは
きっと小説の中だけ──…