主
主
主
主
⚠注意⚠ ・主は、腐っております ・BLありまくり(えろいのも・・・・・・) ・暴力的シーンもあるよぅ! ・乱歩さんが出る小説しか書きません! ・キャラ崩壊可能性 大
主
主
主
乱歩
主
主
主
先程、途轍もなく厄介な依頼主がやって来た。 彼は、社長・福沢諭吉に、毒を散々吐いて去って行った。 其の福沢は大変ご立腹で、今にも堪忍袋の緒が切れそうだった。
だが、乱歩はそんなこと知らず、社員・国木田独歩を困らせていた。 ・・・・ 其の様子を見て、福沢は怒鳴った。
福沢
乱歩
福沢
福沢
乱歩は、下を向いた
福沢
福沢
すっ、と乱歩が顔を上げた。其の顔には――
もう泣きそうな顔で涙が浮かんでいた。
乱歩
乱暴にドアを開け、乱歩は出て行ったしまった。
福沢
中島
泉
太宰
福沢
中島
福沢
福沢
太宰
泉
国木田
福沢
外は、雨が降っていた
中島
太宰
国木田
福沢
プルルルル・・・・・・プルルルル・・・・・・
泉
福沢
其れは乱歩からだった。
福沢
通話
00:00
乱歩
福沢
太宰
乱歩
乱歩
乱歩
福沢
乱歩
乱歩
福沢
乱歩
乱歩
乱歩
「サヨウナラ。」
ヒュー・・・・・・ボチャン
乱歩
通話
41:04
福沢
太宰
中島
国木田
宮沢
福沢
橋にやって来た武装探偵社一同
中島
中島が指を指したところには ・・・・ 血まみれの乱歩がいた。 身体を抱きかかえるような格好だった。
太宰
福沢
福沢が、抱きかかえてみるも、目を開けない。 乱歩は、かすかな呼吸をしていた。 目からは、涙が――。
国木田
泉
谷崎
宮沢
乱歩は無事病院に運ばれた。 だが、ずっと目は閉じられたままだった。
太宰
太宰は、「江戸川乱歩」と書かれた病室に入った。 其処には、身体にチューブがつなげられ、額の部分、身体全体に包帯を巻き、長いことまつげを上げない乱歩と福沢が居た。
太宰
福沢
太宰
福沢
太宰
福沢
太宰
福沢
福沢
福沢
太宰
目の前が真っ暗になった。
福沢
ソンナコト。
ドンナコト?
乱歩
ボクダケ。
ミンナハワカルノニ。
ボクハワカラナイ。
乱歩
乱歩
嫌われたんだ。
身体が動いた。もう、此処に居たくない。 誰も分かってくれない。 福沢さんも分かってるふりをしていた。 僕は誰にも理解されてない。 こんな世界――
乱歩
武装探偵社を出て、近くの橋の欄干に立った。 何時もは怖い、高さ。 不思議と今は怖くない。
乱歩
雨が降っていた。 寂しくなった。
乱歩
最後の電話を「福沢さん」にかけた。 「福沢さん」は驚いてた。 僕はうっかりした。 電話を切らずに落ちちゃった。
乱歩
石に頭を強くぶつけた。 川に流れるガラス片は、僕の身体に傷を作り続けた。 だけど、痛みは感じなかった。
乱歩
後悔は無かった。其れなのに――
乱歩
・ 涙が出た
目から流れた。 もう嫌なのに。 この世界が嫌いなのに。 なのに・・・・・・なのに涙が。 ずっと、ずっと、止まらなかった。
江戸川 母
江戸川 父
乱歩
声が聞こえた。 死別した、父上と、母上の。 其れで――
生きてもいいかな
そう思えたんだ。
乱歩
太宰
乱歩
乱歩
太宰
乱歩
乱歩
太宰
乱歩
乱歩
太宰
太宰
乱歩
太宰
乱歩
乱歩
太宰
乱歩
乱歩
乱歩
太宰
太宰
通話
00:00
福沢
太宰
福沢
太宰
福沢
太宰
太宰
福沢
太宰
通話
00:34
太宰
乱歩
太宰
乱歩
太宰
乱歩
30分後
福沢
乱歩
福沢
乱歩は、目を伏せ云った。
乱歩
福沢
乱歩
乱歩
福沢
太宰
乱歩は机の横から「拳銃」を取り出した。そして――
乱歩
自分のこめかみにあて、引き金を引こうとした。
だが――
福沢
乱歩
福沢
福沢
「憧れているんだ!」
乱歩
福沢
乱歩
太宰
太宰
太宰
国木田
福沢
乱歩
乱歩
乱歩は乾いた笑い声を上げ、スッ、と拳銃を下ろした。
乱歩
顔を上げた乱歩は、今にも泣きそうな、でも、嬉しそうな顔をしていた。
福沢
乱歩
国木田
乱歩
太宰
国木田
太宰
国木田
其の様子を見て、乱歩は
本当に楽しそうに笑っていた。
福沢
居場所を見つけれたんだな。乱歩。
コメント
1件
いつ見ても泣ける