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暁山 瑞希
暁山 瑞希
どうすることもできない、ボクは生きてる価値がない
周りにも嫌われてるし、だから…
神代類
神代類
暁山 瑞希
財布を持って、ナイフを持って
神代類
暁山 瑞希
二人で鞄に詰める
暁山 瑞希
暁山 瑞希
ボクは全てくしゃくしゃにし、ゴミ箱へ放り込んだ
神代類
暁山 瑞希
そして、始まった 人殺しと駄目人間の
きみとボクの…旅だ
そしてボクらは逃げ出した この狭い狭いこの世界から
家族もクラスの奴らも何もかも、全部捨ててきみと二人で_
暁山 瑞希
神代類
暁山 瑞希
暁山 瑞希
暁山 瑞希
暁山 瑞希
元気のない、不安げな声を張り上げた ボクにとって一番ボクを分かってくれるのは類だ
もうここまで来たらなんだっていい_!
暁山 瑞希
暁山 瑞希
ボクが悪いことくらいわかってるんだ… 分かってるんだよ…!
全部最初からボクが悪かったんだよ…! けど、大切な類を巻き込ませた…
罪はボクだけにあるのに_
神代類
暁山 瑞希
ごめん…ごめんね…
きみは何も悪くないよ、 きみは何も…悪くないよ
夏の暑さは感じられず、冷たい風が当たってくる 相変わらず蝉はずっと鳴いている
2日くらいしか生きられない命を懸命に懸命に生きて、泣いている
そこらじゅうをひたすら走る…
人々が家が街が…何もない…何にもない場所まで走り続ける…
もう戻ったりなんてしない
何があっても、二人で逃げてみせる
類と一緒になら何も怖くない…
類がいるから_
見慣れた風景をどんどんと進む
暁山 瑞希
神代類
神代類
暁山 瑞希
神代類
暁山 瑞希
暁山 瑞希
違うの、類…本当はね 類には生きていて…欲しいんだ、
けど、これはボクのただのエゴできみはならないんだ
神代類
神代類
神代類
暁山 瑞希
前に進み続ける…行き先なんてものは存在しないけど
きっとその行き先が、あると信じて_
主
主
主