TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

アサガオ

一覧ページ

「アサガオ」のメインビジュアル

アサガオ

2 - 遊戯場

♥

101

2023年06月11日

シェアするシェアする
報告する

さんど。

う"………

頭が痛い。

さんど。

……ここは…??

さっきの暗闇とは違う。明らかに違う。

遊園地のような場所で…

さんど。

俺らは……あの光るゲート入って………

ぴぇこ

お、起きたんだね?!

ほむら

お!起きたか寝坊助!

さんど。

誰が寝坊助だ!!

みんなの首にふと目をやる。

さんど。

首輪…?

まさか、と自分の首にも手を当てる。

さんど。

う、嘘だろ?!なんだよこれ!!

アベヨースケ

おー、気づいたか。

JACK

よくぞ気づいた。祝福するよ。

さんど。

なんなんだよお前らは!!!!

さんど。

んでなんなんだよコレ!!なんで首輪なんか!!

ゆん

わかるわけがないよさんでぃー、僕たちも起きてこれに気づいて混乱してるんだからさぁ〜

誰にも分からないのか…?

首輪・遊園地…

さんど。

な、なあ、そういえば出られるか?

カンキャラ

出られないよ。門があかない。

さんど。

は…

るる

登ろうともしたけど、無理だよ。あの高さは。

るるくんが指を指した方向に目をやる。

あれは……約10mあるフェンスと門か…?

さんど。

こ、これって閉じ込められてるよな?!?

ぜある

ようやく気づいた?首輪が着いてる時点でおかしいのに?

さんど。

確かに………

JACK

これ、首輪・遊園地・出られない。揃ってるよな

さんど。

…は?

JACK

デスゲームってことだ。

ゆん

えええ?!?!変なことに巻き込まれちゃったよ!!!

「よく気づいたね。お見事だ。」

オタ

な、何この放送…?!

「私は主催者。""シャーディー・フロイディー""、フロイディーとでも呼んでくれ。」

「君たちは地獄に巻き込まれたんだ。」

JACK

地獄という名のデスゲームにってか?

「ご名答、JACKくん」

「流石、中二病なだけあるよ。」

ほむら

な、なんで俺らの名前と性格を知ってるんだ…?!

「私は主催者だ。参加者の名前など知っていて当然だろう。」

ゆん

フロイディー!!どうやったらここを出られるの???

「今から説明するよ」

「君たちの首についているのは爆発装置」

「そして手首を見てみろ」

しんきゃら

…気づいていたけど、なに?これ

「そうか」

「その"手枷"にはポイントが入っている。」

ゆん

ポイント…

「全員最初は10ポイント。20ポイント集めたら出してやる。」

「そして、その手枷は色んなことに使える」

「そばの建物を見てみろ」

「自動販売機があるだろう?そこでポイントを払えばなんでも買える。」

ぜある

へぇ…面白い…

「警告だ。ルールに反することをしたらお前らの首輪が爆発する。」

オタ

ポイントがなくなったら…どうなるの?

「いい質問だ。オタくん。」

「さっきと同じだ。お前らの首輪が爆発する。」

「あとは、ポイントの稼ぎ方を教えてやろうか。」

「ここは遊園地だ。アトラクションにチャレンジしたらポイントがもらえる。」

カンキャラ

アトラクションにチャレンジ……なるほど………

「命を落とす可能性があるアトラクションもあるので、気をつけろよ」

「じゃあ、頑張ってくれよ」

さんど。

とりあえずアトラクションに挑戦すりゃいいんだよな?

ゆん

そうだね。簡単に言えばね?

JACK

オレ気づいちまったぞ…

アベヨースケ

んだよ

JACK

フロイディーの名前だよ

ぜある

シャーディー・フロイディー、なにかおかしいところでもある?普通の名前じゃない?

JACK

お前ら分かってねぇなぁ〜

JACK

シャーデンフロイデって分かるか?

ぴぇこ

聞いたことある!!

JACK

あいつの名前はシャーデンフロイデを文字ってるんだよ。自分の性格に余程自信があるみてぇだな。

さんど。

にしても俺らはシャーデンフロイデの意味がわかんないんだよ!!

ほむら

そうだぞー!!

JACK

じゃあ、あそこのアトラクションにクリアしたら教えてやるよ

しんきゃら

JACK…そんな交渉しなくても教えるだけじゃん…

JACK

はぁぁ分かってねぇなぁしんきゃらさんもお前らも

JACK

こんな状況だからこそ楽しむんだよ

アベヨースケ

………お前

アベヨースケ

意地くらいはらなくなっていいだろ?

JACK

…何言ってんだよ

アベヨースケ

この状況、1番怖がってるのはお前だろ?

アベヨースケ

俺は、お前が起きたとき誰よりも不安そうな顔をしていたのを見逃さなかったぜ?

JACK

ッ………ああ、分かったよ!!教えるよ!!

JACK

ったく、オレはお前のそういうところが大嫌いなんだ。

ゆん

……で、シャーデンフロイデ?の意味は?

JACK

他人の不幸を喜ぶ感情のことだよ

JACK

あいつは人のの苦しむ姿が好きなんだろうよ

ゆん

ふーん……僕たちに苦しんで欲しいってことねぇ……

ぜある

馬鹿らしいね…、とりあえず適当にアトラクションをクリアして帰ろうよ。

さんど。

そうだな、いくぞ!!
loading

この作品はいかがでしたか?

101

コメント

2

ユーザー

すごくドキドキするお話ですね。

ユーザー

続き待ってます。 これからも連載お願いします。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚