テラーノベル
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Lan
いるまに導かれながらも、ベッドの上に座る。
ただ、数時間もの前から流れている涙はまだ止まらなかった。
Ilm
Ilm
Ilm
Ilm
口を紡いだ。
落ち着いた声……ではなく、酷く震えているいるまの声。
そんな声は、いつものいるまからは想像はできないものだった。
それに、心做しか、少し顔を赤らめているかのようにも思える。
ベットの上に座る俺に対し、いるまは片方だけ膝を着き俺の目線に顔を合わせる。
そして、真剣な目つきで、醜い程に涙でぐちゃぐちゃな俺の顔を見つめた。
きっと見せられた顔ではないものを、いるまはじっと見つめて、少し眉を眉間に寄せていた。
まだ流れる俺の涙を指ですくい取りながら、少し重くかかる空気を切り裂くように口を開いた。
Ilm
Ilm
Ilm
Lan
耳まで真っ赤に染めながらも、俺の瞳をじっと見つめるいるま。
その瞳の奥には、俺に対する熱意と、愛が込められているような気がして堪らなかった。
だが、俺自身も顔が火照っているように思えた。
けどッ、けどッ……
Lan
Lan
Lan
Lan
Lan
Lan
Lan
Ilm
Lan
Ilm
Ilm
Ilm
Lan
Ilm
前まで流れていた涙はいつの間にか止まり。
胸の痛みもすっからかんに消えていた。
その変わり俺の心の中にあったのは、〝いるまの愛〟だった。
Lan
*ドサッ*
Lan
Lan
いるまは急に俺にハグをしながらベットへと押し倒した。
そして、俺の胸に頭を埋めてグリグリと左右に動かしていた。
その時微かに唸る声も聞こえた。
それで、いるま“も”泣いていることが分かった。
そしてその行動がどうも狂うほどに俺は愛おしかった。
いるまの頭を撫でながら、もう一度腕でいるまを包み込んだ。
らんの暖かい手で頭を撫でられ、心地よくなる。
そのせいか、口に出さまいとしまっていた言葉が段々と零れ始める。
───らんの温もりによって。
Ilm
Lan
Ilm
Lan
Ilm
Lan
Ilm
Ilm
Ilm
Lan
少し照れながらも俺の気持ちを素直にらんに伝える。
そうすると、らんはぎゅっ、と俺を抱きしめていたのを更に強めながら俺を包んだ。
その後俺らは2人、抱き合い、手を繋ぎながら眠りに落ちた。
布団の中はとても暖かく、幸せに包まれていた。
俺は、叶わない恋をした。
けど、その恋は実った。
俺は今、今までの人生の中で幸せの最高潮を迎えていたと思う__。
その後、2人で仲良く寝落ちをし、翌日が来た。
未だに、らんと付き合えた事を夢だと思っている。
Ilm
Ilm
ぃ、ぃるまのこと、ッ
襲っちゃうかもだしッ……
Ilm
Lan
Ilm
Lan
にへっと笑顔を浮かべた。
その笑顔は俺にとっての宝物。
ただ少し急な出来事でびっくりする。
さっき俺が呟いた独り言が只々らんに届いていないか少し焦った。
でも、ふわふわとしているらんを見ているとその心配は心の中で溶けた。
Lan
Ilm
Lan
Ilm
遅刻していることに気づき、2人揃って慌てて起きる。
窓から射し込む太陽の光は俺らを祝福するかのように明るく照らしていた。
Ilm
Lan
急ぐらんに俺は1つのイヤリングを差し出す。
そのイヤリングは桜の花弁が描かれたもの。
らんは早速、鏡を見つめながら俺があげたイヤリングをつけた。
カランっ、と鳴るイヤリングは俺らが結ばれた証でもあった。
Lan
Ilm
Ilm
Lan
Lan
Ilm
Lan
らんは呑気に笑っている。
そんな姿も俺にはとても可愛らしく見えた。
あーあ、こりゃ完全に───
堕ちちゃったな。
どちらとも_
ま、らんが幸せならそれでいっか(笑
心の中で密かにそう思いながら、2人仲良く学校へ向かった。
4話 堕ちる _ 𝐟𝐢𝐧𝐢𝐬𝐡
コメント
10件

付き合っちゃったぁ!!!、!!! おめでたい!!!えでもやっぱり百翠……泣く((( まぁまぁおめでとうございますよ(
えっとぉ、、、🌸📢は付き合ってぇ〜📢くんに片思いしてる🍍ちゃんは、、、どうなっちゃうということか?やっと整理できたー。なるほどなるほど、、、どうなるんだ?
📢🌸おめでたい! 🍵🌸はまあお互いの恋バナでも して仲良くなろう!!( ᐛ ) 🍍👑はお互い諦めてくっつく? 公式ペアになるのか それとも以外な展開なるのか どっちなのか楽しみです!