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私が通ってる塾の近くに大きなビルがある。 塾が終わるのは大体夜の10時ぐらいで、よくそのビルの警備員の人と顔を合わせる。 私はそこを警備している警備員のお兄さんに密かに想いを寄せている。 1回も話した事ないけど、今日は勇気を出して話しかけてみようかな。
私
警備員のお兄さん
私
緊張して、咄嗟に今日お昼ご飯と一緒に買ったお茶についてきたストラップを渡してしまった。 1度も話したことがない人にいきなりストラップ渡されたら引くよね……恥ずかしい……。 しばらくして、警備員のお兄さんが沈黙を破った。
警備員のお兄さん
私
警備員のお兄さん
私
「では!」と言い帰ろうとしたら手を引かれた。
警備員のお兄さん
『前から気になってたんだ』 その言葉にわずかな期待を抱いた。 「私も話したいです」って言おうとしたら緊張で喉がつっかえた。 私は首を縦にふった。
警備員のお兄さん
私
嬉しい。嬉しい。嬉しい。 明日から塾へ行くのが楽しみになってきた。 次は何を話そうかな。