これは、3月の某日当たり前の生活が 一気に奪われた日のお話
しゅーと
ふみや
もーりー
ガタガタガタガタ(揺れる)
もーりー
しゅーと
ふみや
もーりー
ガダガタ…(揺れが収まる)
もーりー
もーりー
もーりー
しゅーと
ふみや
僕達は、走って学校へ行った。 でもそこには…
みなさーん!すぐに屋上に逃げてくださーい!
すぐ!屋上に避難してくださーい!
僕は、この記憶が特に濃く残っている。 係員さんの大きな声。避難者の焦っている声 当時はなんでこんな状況なのかなんて分からなかった。
もーりー
しゅーと
ふみや
屋上に上がったその先には、
泣いている避難者、焦っている避難者 それ以外にも沢山の避難者が居た
しゅーと
もーりー
もーりー
しゅーと
僕は、屋上から僕達の街を見た。
そこは、とても悲惨なものだった…
家は津波に飲み込まれ、街は水浸しの状態だった
これが、3月11日のお話。 そう"東日本大震災"の日だ。
しゅーと
僕は、その後号泣した… そこからは、全く覚えていない。 だか、
お父さんは、ある日知らない人に呼ばれ、泣いて帰ってきた
僕は、お父さんに泣いている理由を聞いてみた。
しゅーと
もーりー
しゅーと
ふみや
僕らは、たった一日で家と大切な家族が奪われた
僕は、しばらく心にぽっかりと穴が空いた気持ちになり しばらく号泣した。
今日、3/11僕達はもう二度とこんなことが起こらないように という気持ちを込めて、
今年も、黙祷を行った。
どうか、こんな事件がもう二度と起きませんように…
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