お泊まり会

突然来たメール

でもなんとなく予想してた

メール相手も、メール内容も

2分後

私は彼女に連絡して家の前で待っていた

なんて言いながら二人が出てきた

私が困って馬鹿みたいな理由しか思い付かない時、彼女が話し出した

ゲームしたりして暇を持て余したりしてたらもう夕方になっていた

彼女はスマホを持ってリビングを出た

私は久しぶりにエプロンをつけた

前に買ったやつだが、なかなか使うと言ってもあまり乗り気になれなくて…

ちょっとサイズが合わないかなとは思ったけど、案外普通に入った

そしてキッチンに向かい、彼女の好きな料理を思い出すために記憶を掘り起こした

私はフライパンを出し、卵を取りに冷蔵庫のドアを開ける

卵を割り、かき混ぜ、熱したフライパンに流した

と言って、いきなり抱きついてきた

そして彼女はリビングへとっとと戻っていった

私の手をギュッと引いて抱き寄せてくる

何か感想言ってくれるかななんて期待しながら食べていた

しかし彼女は私の期待とは裏腹に感想も何も言わずガツガツ食べて、あと3口くらいで食べ終わるところだった

そして、とうとう食べ終わってしまった

笑顔で言ってくるから私も口角が上がってしまい、憎めなくなってくる

パッと立ち上がり、こちらへ向かってくる

すると、私の太ももを枕にして仰向けになった

できるだけ彼女を見ないように食べていたが、下からすごく視線を感じてつい見てしまった

彼女に急かされて５分ほどで食べ終わった

私がそう言うと目を閉じてガーガーいびきをかきだした

すると今度は口をパッと閉じた

私はそっと口を重ねた

相変わらずめんどうな所はあるけど、やっぱ可愛いというのがよく分かったお泊まり会でした

今日の願望or独り言

YouTubeの占いでずーっとこだわってるものは捨てろって言われて、只今好きな人への気持ちを捨てるか迷ってます笑

あ、一応振られて(？)ます