テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
桃赤のBLです
創作だらけです
初めは、ただ登校中に見かけただけだった
友達と楽しく話している彼を見て、羨ましいと思った。
心の底から楽しそうな笑い声。
友達に囲まれて
幸せそうに笑う彼に、少しだけ見惚れてしまった。
るう
りい
るう
りい
慌ててそう言う俺に、るうくんがむむむ、と見つめる。
りい
るう
りい
るう
りい
るう
俺が走り出すと、るうくんも急いで走り出す。
実は、あの人のことは知っている。
というのも、あの人は学園内では有名人だった。
勉強はできないけど、運動はできて
みんなから好かれてる、優しい人だって
女の子はみんな、あの人に憧れている。
それも納得するぐらい、顔は整ってた。
恋愛の"好き"では無いと思う。
強いて言うなら、憧れの"すき"だ。
多分、きっと。
好きになることは、ないと思う
るう
りい
るう
りい
るう
りい
るう
りい
るう
前の席のるうくんが、頬を膨らませる。
りい
るう
りい
…朝のあの人の名前、なんだったかな
えっと…たしか…
るう
りい
るう
りい
俺が急いで口を塞ぐと、るうくんがニヤリと笑う。
るう
りい
るう
りい
るう
るうくんが楽しそうにニヤニヤする。
りい
るう
りい
るう
りい
るう
りい
るう
りい
るう
りい
もぶ
そう言われ、俺とるうくんが振り返る。
りい
るう
なるほど、るうくんの隣の席の人か
りい
るう
りい
るう
もぶ
りい
るう
りい
もぶ
るう
もぶ
りい
もぶ
るう
りい
もぶ
るうくんの隣の席の子が、大きく息を吸う。
もぶ
さとくんが?
…そんな風には見えなかったけどな
りい
るう
りい
言ってくれた本人の前で、否定はできないな…
もぶ
るう
女の子が、俺をじっと見つめる。
もぶ
"男の子、でしょ?"
るう
るうくんが隣の席の子を見つめる。
俺も、思わず大きく目を開いて見つめてしまった。
もぶ
りい
るう
りい
もぶ
りい
るう
この日は、授業に身が入らなかった
こうして、俺の"すき"は
種のままで終わりを告げた
(続きあります)
コメント
5件

はじめまして❕初コメです フォローさせていただきます👍
フォローしつです
続きまってます! フォローさせていただきます!