泡沫 に 消えた 君　.

数日 前 から 寝付きが悪くなった。

前 まで は 2時間 ほど あれば 寝付けた ものの 、

最近 は 一睡 も できない 。

… 流石に 戦闘 に 支障がでる 為

2時間 は 睡眠時間 が 欲しいのだが …　

… どうも 難しい 。

しんぺい神 から 睡眠導入剤 は 貰ったものの　、

薬 無し で 寝られなくなるのが どうしても嫌で

飲んでいない ままだった 。

… やっぱ 飲むしかないんか …？

1人 の 夜 は 退屈 で 仕方がない 。

… 誰かと 一緒なら 、 夜も 早く 過ぎるのに 。

情報管理室 なら ロボロ か 大先生 が 居るはずだ 。

2人なら 相手してくれる 。

そう思い 部屋のドアノブ に 手をかけた 。

夜 の 情報管理室 。

冷房 が 効いていて 、 冷たい風 が 頬を 掠める 。

そういや 此奴 に 事情 話したっけ 。

… ま 、 どっちでもええか 。

そう ロボロ は 眉を下げて 、 困ったよう に 笑う 。

不眠症 って 実は 意外と多いんか なんて 思ったり　。

ロボロ と 話すのは 楽しい 。

軍学校 からの 友達 で　、 同時期に 幹部入り したと 言うのも あるのか 、 やけに気が合う 。

此奴 となら 、 いつまで でも 喋っていられる。

Ｙ 国 。

昔から 俺らの 国 と 敵対している国で　、

真反対 の 南西に ある 国 。

‪”‬　人体実験　‪”‬ を していると 噂され ていて 、

前総統 の 指示 では 潜入捜査 は タブーと なっていた （らしい）

… そんな 危険な国に 、 1週間後 、 ロボロ は 潜入捜査 を 行う 。

危険な 潜入捜査 を 頼まれる のは

今回が 初めてでは無いらしい 。

… が 、 正直 不安で仕方がない

… 次に 笑う ロボロ の 顔を見るのは

此奴 の 葬式 だなんて 思いもしなかった 。