赤
もし良ければ、俺と付き合ってくださいっ!ペコッ
桃
...、いいよ
赤
へっ、
桃
これからよろしくな、ナデナデ
赤
ありがとうございます、ポロポロ
桃
泣くなって、笑
あの日の告白からもう4年。
もうそろそろ結婚も考えとかなきゃな、
赤
桃ちゃんってばー!
桃
ん、
桃
ごめん、どうした?
赤
さっきから名前呼んでたのに全然気づかない、シュン
桃
わりぃわりぃ、
桃
考え事してて、ナデナデ
赤
そっかぁ、
︎︎
赤
ねぇ桃ちゃん、?
桃
ん、どした、
「 俺たち結婚しない? 」
桃
へ、
赤
ごめん、嫌なら全然___
桃
俺も思ってた
赤
へっ、//
赤
ふへ、嬉しいニヘッ
桃
俺の彼女かわいすぎるナデナデ
赤
もう〜!///
桃
あのさ、赤、
赤
んー?
桃
俺、病気になっちゃった、笑
桃
だから結婚式の日まで生きれないかも、笑
赤
え、?
赤side
とつぜん、桃ちゃんから告げられた言葉。
正直言って、信じられなかった。
だってあと二ヶ月で結婚式なんだよ?
そんなの、ありえないよ、笑
赤
ポロッ、
溢れ出す涙。
桃
ごめん、ごめんなぁ、ギュッ
赤
ポロポロ、ギュッ
桃side
俺が病気だと知った赤は
今までに見た事のない
悲しそうな顔をしていた。
桃
ごめん、ごめんなぁ、ギュッ
赤
ポロポロ、ギュッ
俺は、自分が泣いていることを隠すため
そっと赤にハグをした。
数ヶ月後
赤side
あれから俺は、毎日桃ちゃんのお見舞いに行っている
手術をしてから、
「 いつ目が覚めるかわかりません 」
とだけ伝えられた
もう3週間も眠ってるよ、笑
赤
桃ちゃん、
赤
今日も来たよ、
赤
本当は今日が結婚式だったんだけどなぁ、笑ポロッ
赤
3週間も眠って、どんだけ長い夢見てんの、ポロポロ
赤
お願い、起きてよ、ポロポロ
赤
ギュッ(手
俺が手を握ったその瞬間
桃
ギュッ、
赤
へっ、ポロポロ
桃ちゃんが握り返してくれた
赤
桃ちゃん!!ポロポロ
桃side
俺はあれからどれぐらい眠ってしまっていたのだろう。
横にはぽろぽろと涙を流す赤の姿があった。
赤
桃ちゃん、おはよう、ポロポロ(ニコッ
桃
赤、おはよう、ニコッ
赤
ばかぁ、!ポロッ
赤
桃ちゃんのばかぁ、!!ポロポロ
桃
ごめんなぁ、ポロポロ
赤
ひぐッ、うぅ〜ッ、ポロポロ
︎︎
桃
赤、こんな所でごめん
赤
、?
桃
退院したら、俺と結婚しよう。
赤side
桃ちゃんからプロポーズらしき物をしてもらった
俺は嬉しくて涙が止まらなかった
赤
コクッ、ポロポロ
赤
お願いします、ポロポロ
桃
ありがとな、ナデナデ
赤
久しぶりに桃ちゃんに触ってもらえたぁ、ポロポロ
桃
これからはもっといちゃいちゃしようね、
赤
うぅ〜ッ、ポロポロ
赤
桃ちゃんらいすきぃ、ポロポロ
桃
俺もだよ、チュッ
赤
ふへへ、///ポロッ
桃side
あれから俺は、体調を崩すことも無く、
無事退院出来た。
そして、今、ここにいる。
「 病める時も健やかなる時も互いに支え合う事を誓いますか? 」
赤
はい、
桃
はい
誓います___
︎︎
「 それでは、誓いのキスを 」
桃
チュッ、
赤
ん、//
(歓声)
赤
桃ちゃ、手、
桃
ん、ギュッ(手
赤
ギュッ
俺は、生涯、
この手をずっと
離さない___
𝑒𝑛𝑑