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心
永遠
永遠(とわ)は私の彼氏。 1年付き合っているが日に日に 束縛と嫉妬が酷くなっていって 私はもう我慢の限界にきていた。
出会った当初は凄く優しくて 私をお姫様かの様に扱ってくれて そんな彼に惹かれていって お付き合いを初めたが
異性の友達と連絡をとっている だけでも嫉妬に狂い私に 怒鳴り散らしてくる。
これが数ヶ月も続き私はもう 我慢の限界にきてしまい 彼に別れ話を切り出した。
心
永遠
心
永遠
そう言って彼は私の携帯を 無理矢理奪った。
心
バンッ!
大きな物音と共に私の携帯の画面は バキバキになっていた。
心
心
永遠
永遠
画面がバキバキになった携帯を 私は泣きながら拾った。 画面は真っ暗のまま。 どんなに触っても動かない。
心
心
自分の荷物を鞄に詰めて 玄関に向かおうとした瞬間。
後ろに思いっきり引っ張られ 尻もちを着いてしまった。
心
恐る恐る後ろを振り返って 見てみると顔を真っ赤にして 怒っている永遠が立っていた。
永遠
心
バチン! 今度は左頬に痛みが走った。 私は何が起きたのか理解が できなかった。
心
永遠
心
永遠
そう言うと永遠は私の荷物を 全部取り上げた。 私の家の鍵も財布も 壊れた携帯すら取り上げた。
心
永遠
永遠
永遠は私の前で泣いた。 大きな肩を震わせて泣いていた。 ねぇ…泣きたいのは私の方だよ。 身体中が痛いよ。 何よりも心が痛いよ…。
永遠は私の手を引いて リビングに連れて行った。
永遠
そう言い私の左頬を撫でた。 さっきとは違い優しい手。
永遠
永遠
永遠
永遠
この日から地獄の日々が続いた。
バシッ。
心
永遠
携帯が壊れたので新しい携帯を 買ってもらったら異性の友達から 電話がかかってきた。って 理由だけで今日も私は永遠に 殴られている。
心
永遠
髪の毛を鷲掴みにされて リビングを引きずり回された。
心
心
こんな毎日、耐えられない。 後、どれぐらい我慢すればいいの…。 もう嫌だよ。逃げたい。
しばらくそんな乱闘が続いた後 永遠はトイレに行った。
心
私は最低限の荷物を鞄に詰めて 外に飛び出した。
心
どれぐらい走っただろう。 気付けば全然知らない場所に居た。
心
永遠が追いかけて きてるんじゃないかと 何度も何度も振り返った。
心
心
別れた寂しさと 別れられた安心からか 知らない街で私は 周りの目なんて気にせず 声を出して泣いた。
泣いてすっきりし 周りを見渡すともう外は 暗くなっていた。
心
とりあえず私は携帯を開き 友達に電話をかけた。
梨奈
心
心
梨奈
さっきあんなに泣いて もう涙なんて枯れたと思っていたのに 梨奈(りな)の声を聞いたら 安心してまた涙が溢れてきた。
私は周りを見渡して 梨奈に場所を教えた。
しばらくしたら梨奈が 迎えに来てくれた。
梨奈
梨奈
心
梨奈
梨奈
心
私は梨奈の車に乗って 梨奈の家に向かった。 向かってる最中の車の中は ただ、ただ無言だった。
心
梨奈
心
梨奈
そう言い梨奈は台所に行き 私の大好きなミルクティーを 入れてきてくれた。
梨奈
梨奈の優しい声に私はまた 泣きそうになった。 これまでの永遠との事を 梨奈に話した。
梨奈
梨奈
心
梨奈
心
心
梨奈
梨奈
梨奈
梨奈の言う通りだ。 どんな事があっても あんな暴力はしてはいけない。 ずっと私が永遠の事を あんな風に変えさせてしまったんだと 思っていた。 だから離れる事にも少しは抵抗があった。
永遠…。次付き合う彼女には 優しくしてあげてね。 永遠の幸せ心から祈ってるよ…。
私達はその後他愛もない話で 盛り上がりその後 2人で一緒に寝た。
心
梨奈
心
梨奈
心
梨奈
照れくさそうに私は言った。
心
梨奈
私は帰りの支度をして 梨奈の家を出た。
心
心
心
ブツブツ独り言を言いながら 私は自分の家に帰った。
それから2ヶ月。 私は友達と毎日遊んだ。 お仕事をしなくちゃいけないのは 分かっているんだけれども 永遠に友達と遊ぶのを 禁止されていたため 友達と遊ぶのが楽しくて 毎日遊んでいた。
そんなある日1人の先輩から 電話が掛かってきた。
心
美紀
心
美紀
心
美紀
美紀(みき)さんは昔からの先輩で すごく面倒見の良い お姉ちゃんみたいな存在だった。 しっかり者で頼りになって 信頼出来る存在。
心
美紀
毎日遊んでいた私からしたら 日払いでお給料が貰えると 聞いて少しいいなぁと思ってしまった。
心
美紀
心
美紀