悪化して、怖くて 。

少し肌寒くなる季節

雨が降り出しそうな雲行き

黒がかった雲

床は冷えている

使っていない机はひんやりしてて

夏の時には心地よかった

夏のように裸足で歩けない

カーペットに居座る

インターホンから顔を確認する

見覚えのある顔

いつ見ても派手だと思う髪色

靴を履き

ドアノブに手をかざす

鍵を開けながら

ドアを押す

目の前には

数人立っていた

全て知っている顔

軽く挨拶を交わす

見た感じ

10人くらいいる

礼儀正しい子もいれば

自由な子

これも個性があっていいのかな

部屋に通し

いるまのお茶が出るのを待つ

ことっという音と共にお茶が置かれる

温かく 飲むと温かい

茶菓子を出そうと台所に向かう

カントリーマアム

煎餅

チョコ

ほとんどは人から貰ったもの

あまりこの家では食べない

暖かくなった部屋

外は寒い

賑やかになった部屋

菓子を出すと感謝の言葉

相方が少し大きめの声で発する

いつも通りのようなテンションで

定期的にちゃんとplayはしている

あの夜のことも ……

……

なるべく会社に行くようにしてはいる

だが 行く時間が遅かったり

帰る時間が早かったり

予定がありすぎて大変だった

相方の呆れた顔

大人組のごめんねの顔

皆の楽しそうな顔

…… 久しぶりに見れて良かったな