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かちゃ

怜斗

わぁ。

ヴァン

どうぞ。

怜斗

(うわぁ椅子をひいてるのもなんか高貴?っていうのかな?そう見える。)

怜斗

(魔王ってもっとこう……。偉そうだと思ってたなぁ。)

怜斗

ありがとう。

ヴァン

『ーーー。』

フワッ

怜斗

(ヴァンが何か言ったと思ったら青白いふわふわがお皿や食器を運んできた。)

怜斗

えっ?なにこれ?

ヴァン

それは、魂ですね。

怜斗

た、魂……?

ヴァン

昔契約した人間の対価でして……。

ヴァン

あっ。

ヴァン

怜斗さんのことはその、

ヴァン

とにかく怜斗さんはこの魂みたいにしたりはしないのでッ……!( ;´꒳`)

怜斗

(焦ってる……。)

怜斗

それなら良かった……?

ヴァン

はい。

ヴァン

えっと、並べ終わったみたいですね……。

ヴァン

今回は魔界の料理は出しませんのでご安心を、では、温かいうちにどうぞ。

怜斗

(魔界の料理とは……?)

怜斗

(まぁ、気にしないようにしておこう。)

目の前には温かそうなスープや、パンが綺麗に並んでいる。

怜斗

いただきます。

店員さんは悪魔である。

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