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希春
本当にすみませんでした！
竜聖
…ふはっ
希春
…？
竜聖
こちらこそ、本当に気にしないで
竜聖
裏であんな陰湿なことが行われてたのに
竜聖
気づかない自分に怒りを覚えるよ
竜聖
本当にごめん
希春
…どうして
希春
竜聖さんは俺を人としてみてくれるんですか？
竜聖
……どうしてって
竜聖
奴隷なんて言葉を考えた人をよく思ってない
竜聖
人を所有物のように扱っていいとおもっている感覚が…
竜聖
よく分からない
希春
……。
本当に心が綺麗な人なんだと思った
希春
…本当に、お優しいんですね
竜聖
…優しくなんか
竜聖
…？
竜聖
なんで笑ってる？
希春
いえ…！
希春
…買い物に外出を？
希春
俺も一緒に行っていいんですか？
竜聖
……もちろん
竜聖
どこか行きたいところは？
希春
……行きたいところ
希春
うわ…すごい！
希春
こんなに綺麗な景色なんですね！
竜聖
そうだろう
希春
…なんで竜聖さんが自慢気なんですか？笑
竜聖
…あ、いや小さい頃から知ってるから、つい……
最近、竜聖さんの色々な一面が 見れるようになった というよりも 見せてくれるようになった
俺も少し気持ちを伝えられるようになった
…けど
希春
…ふふっ
竜聖
恥ずかしいから笑うな…
ドッ
希春
……？
竜聖さんといると胸が強く鳴る気がする…
何かの病気なのだろうか……？
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