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コメント
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しましょしましょ仲良く
作者
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作者
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あー、、、また朝が来た。
もうやだな。
腕は包帯だらけだし、ただ歩いてるだけでも睨まれるし。
何もしてないのにな。
根拠がないのに決めつけてくるなんてさ、、、
君らにとっては俺は何?
ただの人間?それとも、”元”仲間?
それとも、、、
、、、
どうでもいいか。
今更考えたって意味ないしね。
シャオロン
、、、あれ?なんで?
どうして?
どうして目から水が出てくるの?
どうして?
シャオロン
どうして?
見捨てられたから?
いじめられてるから?
痛いから?
水が出るから?
睨まれるから?
シャオロン
シャオロン
シャオロン
俺は、シャオロンの部屋に入ろうとしたけどやめた。
泣いていたからだ。
シャオロン
シャオロン
シャオロン
、、、
正直、盗み聞きはよくないと思う。
でも心の奥底ではなぜ泣いているのか、気になっている自分がいた。
そのまま立ち去るのもいいけど、
それじゃあなんだかすっきりしない。
ズキッ
ゾム
リスカした腕の傷が痛む。
触ってもいないのに、包帯に血が滲んてきた。
ゾム
ゾム
俺は服の袖で、血が滲んでいる包帯をめくらないようにそっと隠した。