黒猫メガネ
黒猫メガネ
黒猫メガネ
黒猫メガネ
黒猫メガネ
黒猫メガネ
黒猫メガネ
黒猫メガネ
気持ち悪い。
吐き気がする。
青
青
笑ってる文面。
青
青
吐き気をこらえる現実。
青
無理して付き合っても相手を傷つけるだけだから。そう言って、また別れた。
もう誰も傷つけたくなくて、 好きの気持ちも気づかないフリをして。
「好きな人が出来なくなった」
青
朝の目覚めは最悪だ
眠い。 ものすごく眠い。
青
と、言いつつも今日は学校だ。
いやいやながらも重い体を起こし 軽快とは言えない足取りで階段を降りる
リビングに入ると暑い中思い切り 回されているクーラーに、 起きたばかりの僕は寒く感じた
青
机にはいつも通りの朝食が置かれている
簡易的だが、朝からそんなに食べれない 僕には丁度いい
青
10分ほどで朝ごはんと支度を済ませた僕はリュックを背負い玄関へ向かった
青ママ
青ママ
青
青
扉に手をかける。
外にいる気配を確認して扉を開けた
桃
青
家が近い小3からの幼なじみの桃くん
桃くんは彼が6年生の時僕の学校に来た 転校生なのだ
3歳ほど差があるが中高一貫なので一緒に 同じ学校まで通っている
青
桃
青
桃
青
他愛のない会話をしながら今日も登校する
青
桃
青
色々話してるうちに学校に着いたようだ
学年が違うのでフロアは違うため 途中までは一緒に登校している
青
あの後話し相手とは別フロアで別れた
クラスメイト1
青
あ、話し相手
クラスメイト1
首を縮ませて聞かれる こいつ、やってないな
青
クラスメイト1
クラスメイト1
ビンゴ。
青
青
クラスメイト1
青
クラスメイト1
なんて話しながら教室に入る
クラスメイト1
クラスメイト2
ニヤニヤしながら僕らに聞く
青
後ろにいるやつが顔を強ばらせてぎこちない笑みを浮かべている
クラスメイト2
クラスメイト1
青
そんな話をしていると先生が 入ってきたので話は中断され そのまま午前授業は終わった
そして
桃
僕を呼ぶ彼の声が教室を覗いている 笑顔と共に現れた
青
すぐに席を立って扉の外に出る
桃
青
桃
青
青
桃
4E。かつては使われていた高一の教室だが受験者の受け入れ人数を減らし使われなくなった何気に使われていない穴場だ。
青
僕が提案を飲み4Eに決定した
使われてこそいないが、一応学校内なので割と綺麗にされている
青
桃
そう言いながら机を共同で運び、 くっつける
その時ふと触れた指が 何故か少し、ムズかゆかった
桃
桃
青
黄くんと赤くん。 2人は僕らと同じ部活の後輩だ
青
桃
青
桃
青
青
桃
青
青
青
桃
あー、要らないこと浮かんだ
...桃くんは、居るのかな
...あーあーやめとけやめとけ!
じゃないと。
桃
青
まずい。
先手を打たれた。
でも僕は、
誰かを好きになることなんて無いから
大丈夫。動揺せずに
青
桃
青
青
あ、馬鹿。
墓穴掘ったぁ...
桃
青
桃
桃
...いや待て、なんで動揺した?
僕が桃くんを好きならまだしもそんなことは無いし、桃くんが誰かを好きでも僕には関係ないし...
...なんでだろ。
青
桃
青
桃
青
そして、時間ギリギリまで話してから それぞれの教室に戻った
教室の扉を開けて中に入るとすぐ後ろから 先生が入ってきた
危うく遅れるところだったらしい
青
クラスメイト1
青
クラスメイト1
青
クラスメイト1
青
クラスメイト1
青
クラスメイト3
クラスメイトたち
会話をしていたら授業が始まったようだ。
会話はそこで途切れる
クラスメイト3
クラスメイトたち
授業は終わり
帰りの連絡も終わり
下校時間になった
青
そんなことを呟きながら、僕はそそくさと昇降口に向かった
珍しく彼はまだ来てない
青
数分後に友達と話しながら降りてくる 桃くんの姿が目に入った
桃
話していたのにこちらに気づいて嬉しそうにパァっと目を輝かせる
青
苦笑いしながら手を振る
桃くんは隣にいた友達に軽く会釈し 僕の元に嬉しそうに駆け寄った
青
桃
青
桃
青
僕を優先してくれたことに少しばかり、 喜びを覚える。
そしていつも通り談笑しながら家へ帰った
家の前まで来て桃くんが 今まで無かった話題を出した
桃
桃
青
青
青
青
桃くんは今年で高3。 そろそろ大学受験が迫っている
桃
桃
青
桃
ニカッと笑った彼の顔に、何故か軽く、 胸がキュッと締め付けられる
その感覚に疑問を抱きながら 僕は1度桃くんと別れた
黒猫メガネ
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黒猫メガネ
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黒猫メガネ
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