TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

らむね

皆さんすみません!

らむね

今日、「未完成の雨が降る」

らむね

という作品に出会い、めちゃ衝撃を受けたので、

らむね

私も世界の終わりを書いていこうと思います!

らむね

まじで「未完成の雨が降る」という作品いいので、みなさんも読んでみてください!

らむね

始まり!

世界なんていうのは

たったのパズルの1ピースで、

ちっぽけで儚い

今日も普通の一日

朝起きてアラームを止めて

いつもみたいに家族と「おはよう」って言って

いつもみたいに学校に行って

いつもみたいに友達と会って

しょうもない話で盛り上がって

いつもみたいに授業が始まって

いつもみたいにお調子者の男子が怒られて

いつもみたいにクラスのみんなが笑って

そんな日が毎日続くとか

そんな生活が続くとか

ありえないことを思ってもいないで

いつもみたいに夢に寝るんだ

リン

世界の終わり、かぁ

リン

実感わかないなぁ

いつもの今日でいいのに

みんなが出てって

リン

外になんか誰もいないんだろな

ふと、ゴミ箱のウェディングドレスに目が止まる

世界が終わるから

婚約破棄になって

着れなくなって

捨ててしまったウェディングドレス

リン

世界が終わるなら、

リン

最後だけ、

リン

着てみよう

お気に入りのワンピースを着て

お気に入りのバックにドレスを入れ

家から1歩

歩き出す

無人になった駅のホームで

誰かを待つみたいに

静かに立つんだ

リン

電車、来るのかな

もしかしたら、 来ないかも

世界の終わりに電車を待つなんて

私も相当馬鹿だな

電車は来なかった

仕方ないから歩きで行こう

そうだ。歩きで行こう

桃色の花が

静かに舞落ちた

本当に今日ですべてが終わるのか

無人の桜の木の下で

鼻歌を歌いながら

1歩ずつ踏み出す

ヒュウ、、、

と心地よい風が吹いて

ワンピースが靡(なび)く

ウェディングドレスに着替えて、

クルクルと舞う

それに相まってウェディングドレスがヒラヒラと靡く

ふわっといい香りがして

自然と涙があふれる

思えば死ぬのなんて当たり前だ

人間は

見えなくなる眼を持って

聴こえなくなる耳をもって

枯れる聲(こえ)を持って

無くなる感触を持って

五感が無くなると、

身体が死ぬんだ

???

ねぇ、

誰かの声がする

リン

なんですか?

???

泣いてるけど、大丈夫?

ぽろぽろ流れる涙を

春のハンカチでそれを拭う

???

ウェディングドレス、、、

リン

もう、死ぬから。

リン

最後に、着ようと思って

???

綺麗ですね

リン

ありがとうございます。

???

あなたの名前は?

リン

リン

リン

リンドウって花の名前から来てるのよ

リン

リンドウは、長寿を願う花で、

リン

昔から身体が弱い私に

リン

両親がつけてくれた名前なの

???

素敵な名前ですね

リン

よく言われます笑

リン

あなたの名前は?

???

、、、ありません

リン

え?

名前なんて

一生の宝物なのに

それがないの

???

驚きますよね

???

実は、僕、捨て子なんです

リン

、、、

???

両親が養護施設の入口に置いて行ってしまって。

???

すぐに引き取られたんですけど、

???

そこでは名前じゃなくて、「あなた」って言われて、

???

だから、名前がないんです。

リン

、、、

なんて返せばいいのかわからなくて

ただ立ち尽くしたままだった

その瞬間、

世界が半透明になっていく

リン

もうすぐ、、ですね

???

、、、はい

リン

あなたの名前、、

???

リン

私が決めても、いいですか?

???

、、、!!

???

はい、、、

リン

あなたの名前は、、、

よっ、、よろしくお願いします!

社会人1年目の私は、

就職先で元気よく挨拶する

???

こんにちは

こ、こんにちは!えっと、、

???

君の名前は?

り、凛です!

この人、どこかであった気がする

そんなわけないか

???

そうか。僕の名前は、

竜生

、、、!!

どこかで会ったことがあったのは

間違いじゃなかったんだ

、、、竜生さん、、、!!

竜生

お久しぶりです、、、凛さん、、、!!

久しぶり、、、!

竜生

由来は、

竜みたいに、強く生きて

世界の終わりなんて

一生来なければいいのになぁ

文章入力してください|

この作品はいかがでしたか?

15

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚