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シャークん視点
鮫上 翠
中村 水樹
鮫上 翠
ただいま、翠ことシャークんはNakamuに要が作った銃?のようなものを扱う練習をしています。
正直上手くなる見込みはないです。
ですが、頑張って教えています。
きんときでも誰でもいいから変わってくれないかなぁw
中村 水樹
鮫上 翠
…ばんっ!!
少しの間が空き、俺の右隣を過ぎていく銃弾。
鮫上 翠
多分、Nakamuは優しすぎるのがダメなんだと思う。
人を、生き物を傷つけるのに慣れていない。
多分、俺であることも関係してると思うけど。
俺じゃなくてもWTメンバーでもか。
中村 水樹
鮫上 翠
紫崎 笑
鮫上 翠
中村 水樹
紫崎 笑
ぶわぁっと魔法陣を展開させるスマイル。 こいつ、本気でやる気か?
鮫上 翠
紫崎 笑
そう言ってNakamuに向かって気味の悪い触手のようなものを伸ばす。
肝心のNakamuは突っ立ったままだ。
鮫上 翠
このままだと本当に怪我をする。
助けに行こうとしたら、Nakamuは的確に気味の悪い触手を撃ち抜いた。
鮫上 翠
紫崎 笑
は?やっぱりってどう言うことだよ。
紫崎 笑
鮫上 翠
紫崎 笑
思ってもみていなかった自分の行動にNakamuは唖然と立ち尽くす。
鮫上 翠
そう言って2人して笑っていた。
赤城 琉久
中村 水樹
迎えに来たBroooockに自慢げに話すNakamuにあのころのあどけなさが顔を出す。
果たして本番で本当にできるのか。
いくら練習しても出来なければ意味がないのだ。
赤城 琉久
紫崎 笑
実はあれでもスマイルは手を抜いていた。 もしものことを考えてだ。
でもどうだ? 今回相手をするのは力の制御が効かない、所謂理性の欠片もない獣だと思わなければならない。
そんなやつが躊躇を、躊躇いをみせるか?
鮫上 翠
赤城 琉久
中村 水樹
語尾に自信がなくなり、最後はよく耳をすませなければ聞こえないほど弱々しかった。
鮫上 翠
Nakamuにではなく、自分に言い聞かせるように何度も復唱する。
さっきのNakamuの発言、時や要が聞いたらなんと答えるだろうか。
多分、2人のことだ静かに怒りを示すんだろう。
鮫上 翠
この場の誰も、何も言おうとしなかった。
きっと、俺が言ったから誰も何も言わないのだろう。
俯いたNakamuは、 何も言わずに静かに泣いていた。