TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

帰り道…と言うより病院への行き

氷堂明日香

小清水くん…大丈夫?

小清水奈緒樹

僕はなんとか大丈夫だけど…まだ肋のあたりが痛い……

氷堂明日香

病院まであと少しだから我慢してね。

病院

篠村

えっとね……
あなた肋骨にちょっとヒビ入ってたよ。とりあえずしばらくは運動は控えてね。

小清水奈緒樹

はい。

篠村

というかどんなことがあったら骨にヒビはいるのよ……

小清水奈緒樹

…学校の不良に肋骨ら辺を1発殴られて……

篠村

どんだけ強いパンチ食らったの……とりあえず診察は終わったよ。

小清水奈緒樹

ありがとうございます。

氷堂明日香

ほんとにヒビ入ってたんだ……

小清水奈緒樹

うん…

氷堂明日香

小清水くん…その…君さえ良かったら……家…行ってもいい?

小清水奈緒樹

…………え?
別にいいけど…家遠くないの?

氷堂明日香

私…帰り道ここなんだよね…

小清水奈緒樹

え?本当?

こうして明日香は奈緒樹の家に行くことになった。

小清水奈緒樹

ここが僕の家だよ。

氷堂明日香

ここの隣に最近誰か引っ越してこなかった?

小清水奈緒樹

そういえば土曜に引越し業者のトラックが止まってた気が……oh......

奈緒樹が自分の家の隣の家に目を向けると、そこには氷堂と書かれた表札がかけられてる家があった。

小清水奈緒樹

まさか…隣に引っ越してきた人って…

氷堂明日香

そ。私

小清水奈緒樹

と…とりあえず上がってってよ。

氷堂明日香

はい。お邪魔します。

小清水奈緒樹

ただいま。

小清水純夏

あ!おかえり〜奈緒樹にぃに〜

小清水梨亜

奈緒樹。おかえり。どしたの?まだ学校でしょ?

小清水奈緒樹

ちょっと体調崩してね…あはは…あと…お客さん来てるんだけど…上げてもいいかな?

小清水梨亜

いいけど…誰?

小清水奈緒樹

氷堂さん、来て。

氷堂明日香

初めまして。氷堂明日香です。

小清水純夏

……奈緒樹にぃに…ナンパしたの?

小清水奈緒樹

違うよ!こないだ隣に引っ越してきた氷堂さん知らないの?

小清水梨亜

あー、氷堂さんね。

氷堂明日香

お母さんと会ったんですか?

小清水梨亜

そそ。とても綺麗な人だったよ〜

小清水奈緒樹

氷堂さん、紹介するよ。妹の純夏と姉の梨亜だよ

小清水梨亜

よろしくね〜。

小清水純夏

よろしく。

氷堂明日香

よろしくお願いします。

明日香が奈緒樹の家で雑談を姉たちとしていると、空は暗くなり、夜になった。

氷堂明日香

あ。そろそろ私帰らないと……

小清水梨亜

明日香ちゃん、せっかくだしうちでご飯食べていきなよ。

氷堂明日香

嬉しいですけど…いつまでも小清水くんのお姉さんの厚意に甘えるのは……

小清水梨亜

気にしなくていいの!後で私も詫びに行くから。

氷堂明日香

じゃあ…お言葉に甘えて

小清水梨亜

決まり!じゃあ今からご飯作るから明日香ちゃんは奈緒樹とおしゃべりしててね!

氷堂明日香

は…はい。

小清水奈緒樹

うちの姉さん、結構強引でしょ?

氷堂明日香

確かに…というか小清水くん、両親は仕事で帰ってきてないの?

小清水奈緒樹

いや…うちは父さんも母さんも…純夏が小さい頃に交通事故で死んだよ……

氷堂明日香

え……そうだったの……

小清水奈緒樹

姉さんが家事ができる人だったから生活には困ってないんだよね…僕もある程度料理とか、家事はできるし。

氷堂明日香

ごめんなさい…辛いこと思い出させて……

小清水梨亜

ご飯出来たよー!

小清水奈緒樹

う、うん

氷堂明日香

はーい。

小清水純夏

はーい

奈緒樹達は楽しく談笑しながら食事を楽しんだ……

奈緒樹は何故か女の子に好かれてます。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

9

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚