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真由美
真由美
真由美
心音
真由美の声で私は目が覚めた
私は保健室のベッドに横になっていた
ベッドの横には真由美が椅子に座っていた
真由美は泣いていた
真由美
心音
心音
心音
真由美
真由美
そういえば…
私、体育館裏に連れていかれて…
真由美
あぁ、そうなんだ
あの時…意識が遠くなる時、非常ベルが聞こえたような気がしたけど…
鳴らしてくれたのは、真由美だったんだね…
心音
真由美
真由美
心音
真由美
真由美
心音
真由美
真由美
真由美
心音
真由美
真由美
逃げた
私はその言葉にびくっと反応した
真由美
心音
心音
心音
真由美
心音
真由美
心音
心音
心音
真由美
心音
心音
心音
心音
心音
心音
真由美
心音
心音
その時、今まで我慢していた涙が流れ出した
心音
心音
心音
心音
泣きながら
途中で何度も言葉がつっかえたけど
真由美は話を聞いてくれた
真由美
心音
真由美
真由美
真由美
真由美
真由美
真由美
心音
真由美
真由美
心音
真由美
真由美
真由美
真由美
心音
真由美
真由美
真由美
真由美
真由美
真由美
これが…正しい道かはわからない
もしかしたらこの道は間違っているかもしれない
でも私達は今自分に出来る精一杯のらことを一生懸命やるんだ
それが…田島さんに出来る唯一の罪滅ぼしだと、私は思う
今はがむしゃらに進むしかない
辛くなったら逃げたっていい
でも逃げたままじゃ駄目なの
強くなりたい。 大人になりたい。
私はもう…嫌なことから逃げたりしない
