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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

毎日が俺らの青春だった

泣いて笑って

共に過ごした毎日が

俺らの青春

いつかこの日々が

楽しかったと思える日が

来るのだろうか

ねぇ君は今何をしているの?

颯斗

あー...

颯斗

まじでなんであいつを
思い出すんだよ...

2年前,突然楽しかった学校から

姿を消した君の笑顔を。

君の泣き顔を。

君の姿を。

なぜ君を今思い出すのか

俺には全く分からなかった

それは2年前のこと

昨日まで楽しそうに過ごしていた

君が

その日から1日も

姿を見せなくなった

と言うよりは

跡形もなく

消えていた

君の使っていた机や椅子は

何故か教室の隅に置かれていた

それはとても寂しそうに 置かれていた

というより

残されていた

のほうがしっくり来るかもしれない

その静まり返った教室に

いつも通りに入ってくる担任

その担任の口から出てきた言葉は

「水野は転校しました」

という言葉

あまりにも突然すぎた告白に

あんなに静かだった教室が

ざわめいた

でもその担任の顔は

なんて言ったらいいか わからないくらい

暗かった

少なくとも俺は水野に 恋をしていた

何気ない毎日を水野と 過ごしているうちに

気がつけば恋に落ちていた

本当はあの日伝えようとしていた

俺の気持ちを

でも伝える前に消えてしまった

大好きだった君が

颯斗

ああ...

颯斗

颯斗

なんで今頃...っ

何年経っても忘れられない想い

その募った想いは涙となって

溢れて止まらなかった

颯斗

もし...あの日より前に

颯斗

水野に想いを伝えてたら...

颯斗

何か...変わったのかな...

気づけばそんな事を考えてしまう

いや,気づけば

水野のことを考えてしまう

颯斗

まだ...俺は..っ

颯斗

水野のことが...好きなのかよ...

何処に居るのかも分からない

覚えてくれてるかも分からない

2年前お別れのあいさつも 出来なかった君に

俺はまだ恋をしている

水野が好き

この気持ちは一体何処へ

閉まっておけばいいのか。

俺にはずっと閉まっておける

自信がなかった

もし,この青空の下に

水野が居るとしたら

俺は水野を見つけに行きたい

2年前の真実を知りたい

ついでに俺の想いも伝えよう。

俺は水野を見つけたいがために

いつ終わるかわからない

旅に出た

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