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腰をさすりながら起き上がった 時間を確認したいけど ッ 外は見えないし時計もない っ 隣で寝息を立てて寝てる蓮さん ッ ほかの2人は仕事に行ってから帰ってきてない っ きっと忙しい仕事なのかな ッ
天音 優
逃げれるかも っ … テーブルに置いてある鍵を握りしめ 物音ひとつも立てずに玄関へ
律
律
玄関へ物音立てずに行く途中 廊下で見つかった ッ 仕事から帰ってきてたんだ … 幸いにも鍵を盗んだことはバレてない このまま隠し通せば きっといつかここから逃げ出せる
天音 優
律
律
律
蓮さんもだけど、 3人とも不思議な感じ っ 何考えてるかわかんないし 心の底から笑えてないし ッ
律
天音 優
" ドンッ "
律
天音 優
律
律
心臓バクバクした っ … バレたんじゃないかなって思った ッ … 、 はぁ … 危ない ッ 、
律
天音 優
それにしてもこの家でかい っ 迷子になるほどじゃないけど ッ 部屋も多いし ッ 、
" ガチャッ "
瑠衣
天音 優
瑠衣
瑠衣
瑠衣
天音 優
瑠衣
瑠衣
⌜ あ - 腹減った - っ … ⌟ 小声でつぶやきながら、 リビングへ出ていった ッ
とりあえずトイレに籠った っ 、 もういっその事鍵を閉めて トイレから出なくてもいいんじゃないかって 勉強がしたい … 、 バイトに行かないと っ 今までこんなに頑張ってきたのに あんな人達に壊されるなんて嫌だ 今更贅沢なんて僕はしたくない ッ
⌜ 優 - っ … 、? ⌟ ⌜ ご飯食べるよ - !! ⌟ 律さんの僕を呼ぶ声が 扉を突き抜けて聞こえてくる ッ " ガチャッ "
天音 優
そ - やって小さく返事をした 泣き虫で臆病な僕に 心の内を打ち明けることなんて出来なくて 瑠衣さんの言う通り 従うしかできなかった ッ 、
蓮
蓮
天音 優
律
ポンポン ( 僕の頭を大きな手で撫でて 僕の隣に座る律さん っ 、
天音 優
人生で撫でられたことなんて 無かった僕は こ - いう行動にさえ恥ずかしさを覚える
律
天音 優
律
律
朝から豪華なものばっかだったけど 朝に食卓を人と囲むことなんて ないと思ってたから きっと心のどこかで嬉しさはあったはず ッ
" 賑やかでいいな ッ " ここから出なきゃ行けない まるで頭の中で天使と悪魔が戦ってる かのように僕は 思考を働かせながらの1日だった ッ