君がくれた花

背景違うかったらごめんなさい

…シーン

十分後

こうしていると時間はあっという間に過ぎていく

久しぶりにバレー以外で楽しいと思えた＿＿、

と思う

色々あって夜

夜です

ボフッ

目が覚めると真っ暗な場所にいた

途端自分が出した言葉に違和感を覚える

だれや

必死でキオクをさぐる

"サム,,が大切な人であることは分かった

けどそれ以上はわからない

キオクをさぐる

中学校の卒業式

高校の自己紹介

小学生の時のあの___.

思い出した

"治,,

俺の大事な人

何かの拍子でぷっつりと切れてしまいそうなキオク

その束を寄せ集めて情報にする

"治,,

俺の大事なたった一人のカゾク

大切な人

守らないといけない人

ん、？なんで

マモラナイトイケナイノ？

大切な人だから？

いやいつかは死ぬ

守る必要はない

俺にとって治は

なんなんだ

ちゅんちゅん

下から聞こえてくる声

何か大事なことを知った気がする

どこでだろ

カチャカチャ

治視点

正直信じてくれるとは思っていなかった

俺は侑の家族

そんな言葉でまんまと家に入れるようなやつじゃない

昔はもっと警戒心が強かったはず…

ま、えっか

朝からあの顔が見れる以上に幸せなことはない

いつまでも護りたい

狐色のフレンチトーストが少し湯気をたててる

我ながら力作だ

はーい

今行くからちょい待っといて〜

ﾄﾞﾀﾊﾞﾀﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

準備が終わって一階に降りるとテーブルの方からいい匂いがする

どこか感じる懐かしい味

その時俺の中の何かが少し満たされた気がした

※なんとか間に合いました

ガラっ

お昼

その日の昼どこを探しても治は見つからなかった

唐揚げを一口

ニロ

どこか懐かしい味

一通り食べ終わったら時間はもう5分を切っていた

※結構とばしました

すんません

全員誘えた

試合開始！

キュキュ！ドンバン！

15分後

バン！(ブロック)

ドンｯﾄｯﾄｯﾄｯﾄｯﾄｰ

ピピー

ちょっと経って

24対23 (敵) (侑)

パッ(ネットに触れる)

治が助走に入ってきてる

いいスイング！

怖いほど手の中央に収まったボールが

ドンｯと音を立てる

はずだった

気づいたらボールは地面に落ちていた

今確かに治が

入ってきてた…

トスも完璧だった筈だ

なんで？

それじゃ

今回結構ボツだと思う

ごめんね