青黄集！

学校に行っても楽しい事は別にない

勉強はできるし、そこそこ告白もされる

みんなには羨ましいと思われることも多いけど

僕からしたら退屈

授業は全部わかるものしか無い

告白は毎日のことで逆に困るし

昼休みは1人でいたいのに、

みんな駆け寄ってくる

来ないで欲しい

僕の気持ちも考えて欲しい

そんな僕にも楽しみがあった

そう、図書館に行くこと

いつもは家に帰ってから行くんだけど、

今日は一段とつまんなかったし

感情があまり無い僕でも楽しめる

図書館っていいな

結構なイケメンさんだ

恥ずかしながら恋愛系の本をいつも読んでいる

すごいきゅんきゅんくる話だった

主人公の女の子はかなりのツンデレ、

その相手の男の子はデレデレ、

ツンが多すぎる彼女だから男の子も怒って喧嘩になっちゃったり

でもちゃんと仲直りしてる

「嫌いだなんて嘘だよ」って

ﾄﾞﾝｯ

いきなり何かにぶつかっちゃった

本を読みながらあるいた僕が悪かったなぁ…

何もかも人生がつまらない黄が図書館に行くようになった その頃、青が桃にあることを言った。 「黄っていう子に恋愛モノの本を渡して欲しい」 そのある日、桃に出会い恋愛モノの本を貰った 青色の彼が「青」黄色の私が「黄」 青は黄とこうなるために桃に渡すように頼んだ