6日目(後半)
怖い後輩君に話し掛けられました
○○
白 布
捻った所を指で刺してくれた
○○
○○
私は冷たい氷水が入った物を 白布君に渡した
白 布
○○
○○
白 布
白 布
○○
私は怖いと思っていた後輩君に 一緒に話そうといわれた
○○
○○
白 布
医務室
○○
白 布
○○
○○
何を話すんだ…
向こうから「話しましょ」って 言ってきたのに
白布君無言すぎない!?!?
あんま気まずそうじゃないし…
白 布
白布君の方を見てみると さっき私が指摘をした 指の付け根触っているのが見えた
○○
私はいつの間にか声を掛けていた
白 布
○○
○○
少し大袈裟…いや違う
セッターは指が命
少しでも指が不調だとチームの足を 引っ張りかねない
エースへのトスが上げれない可能性だって 少なくない
君の後ろに控えのセッターは居る 何があって変わるか分からない
コートに入れなくなるかもしれない
それなのに何故
そこまでして
○○
白 布
白 布
○○
白 布
白 布
白 布
白 布
白 布
白 布
白 布
白 布
○○
○○
○○
○○
○○
白 布
○○
○○
白 布
白 布
○○
○○
白 布
白 布
○○
白 布
○○
白 布
○○
白 布
○○
彼はバレーボールの実力で ここに来た訳では無い
白鳥沢という私立高校で 偏差値も高くて
だけど、憧れの人の為に
たった一人にトスを上げたくて
勉強を頑張ったって聞いた事がある
私が白布君を尊敬してる理由は
同じ白鳥沢の子は、みんな推薦で 来ているのだろう
だけど、白布君は推薦ではない
勉強を頑張って、学校に入学した
この例え話は他の子に失礼かもだけど
みんなは白鳥沢から推薦を貰って 選ばれるのを ” 待った ”
だけど白布君は
自ら白鳥沢へ入学し、レギュラーも取って ” 選ばれにいった ”
そんな彼を私はとても尊敬していて
この少しの会話で白布君を 良く知れたかもしれない