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最近、会う約束してなくない⋯?
ラインも、アニメの話がメインで、
おばあちゃんに容体も
ほとけっちが今なにしてるかも
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『ねえ、もしかしてほとけっちじゃないの?』
いつも通り、すぐに既読がつく。
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『悪い、りうら』
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ああ、
ほとけっちじゃ、ない
きっと、アニキだ。
アニキがほとけっちのふりして⋯ッ
⋯って、ほんとは分かってたんじゃないの?
会話の内容も、
きっと他の人には分からない 言葉の言い回しも
ほとけっちっぽくないって薄々感じてた。
だって、“あの時”から
ほとけっち謝ることなんて ほとんどなかった。
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おかしい って、心のどこかで思ってた
それでも、見ないふりしたのはりうらじゃん⋯っ
りうらはその場にしゃがみ込む。
ほとけっちを失った絶望と自己嫌悪で、
あたまの中がぐちゃぐちゃになる。
心臓が苦しくて、上手く呼吸ができなくて
今にも泣き出しそうな心とは逆に 目は感情を映すことなく乾いていて
画面越しのアニキの優しさも、
背中を撫でるないくんの手も、
優しくりうらを責め立てるようで居心地が悪い。
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そう言い聞かせても 頭は知らぬ間に心を責める。
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だって、りうらは何も悪くない
ほとけっちが死んだのは—―
⋯⋯⋯ほんとに、りうらのせいじゃない?
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もう動かなくなったほとけっちに 突っ伏した初兎ちゃんが大声で叫ぶ
霊安室の外、廊下の窓を雨が打ち付ける。
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力なく俺を叩く初兎ちゃんをアニキが制止する
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殺した
殺した
殺した殺した殺した殺した殺した殺した 殺した殺した殺した殺した殺した殺した 殺した殺した殺した殺した殺した殺した
りうらが⋯
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足が、自然と屋上へ向かった
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立ち止まることなく歩き続ける
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アニキの手が俺の腕を掴む
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グイッ、ドンッ
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アニキの手を振りほどいて屋上に出る
バンッ、ガチャ。
さっきよりも強くなった雨が 俺の体を冷たく濡らす。
空は雨雲に覆われて真っ暗
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独りぼっちの気持ちは、ちょっとわかる。
“寂しい”って思えるうちは大丈夫。
でも、それが当たり前になってくと、 1人でいることに何も感じなくなる。
その代わり、生きる意味を見失って
凍てつくように冷たく、 締められるように苦しい心臓は
なにも感じなくなった心に、
満身創痍な体に訴えてくる。
死にたい
ついに心臓は心を壊し、
壊れた心は精神を破壊し、
居場所を失った心臓は
どうしようもなく、止まろうとする。
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りうらのは、ほとけっちが感じた孤独の 何十分、何百分の一くらいかもしれないけど。
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あの、いつもヘラヘラ笑ってるほとけっちが…?
…まあでも、そりゃそうか。
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ガチャ、キィ…
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だからほとけっちは、
『僕、みんなと仲良くなりたいんだよね』
でも、そう願う気持ちと裏腹に
生きることを諦めた心臓が ほとけっちにあんな顔させたんだ、
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『大切な人ができた』
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糸がプツリと切れたように 目から涙が零れていく
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アニキの手が、座り込んだりうらの肩に置かれる
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りうらにくらい、話してくれてよかったのに。
どうせ、心配かけたくなかったから
とか、笑って言うんだろうな、
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でも、
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雨雲が晴れ、月光が挿す空に呟いた。
❧ First Love ❧ ▷▶ End
コメント
4件
わあぁぁ😭😭すみません!!色々あって見るのとても遅くなってしまいました…💦💦 完結おめでとうございます!!最後まで予想できないような展開が沢山あって読んでいて本当に楽しかったです🥹🥹 この大好きな作品が終わってしまうのは悲しいけど、次の作品も楽しみに待っています!!🫶🏻︎💕︎
完結 、 ですか 。 なんか 切ないなぁ 、 でも この作品 好きです ❕ これからも 応援 してます ❕