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6 - 欠かせない存在

♥

226

2021年12月20日

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○○side

とある番組の控え室

他のみんなは1度出てるから慣れてると思ったけど、

7人で出るのは初めてだから、緊張してるらしい

まぁ、1番緊張してるのは私だけど…笑

○○

ちゃんと喋れるかなぁ…

ジェシー

だーいじょうぶ!

ジェシー

やばかったら樹がフォローしてくれる!

俺決定なのね笑

北斗

まぁ、この中ではダントツで喋り上手いしね

まぁね?

こーち

うわ、調子乗った笑

慎太郎

きょも〜、ブログ用の写真撮ろ〜

大我

いいよ〜

○○

私、ちょっとお手洗い行ってくるね

北斗

はーい

○○

ふ〜…

○○

頑張ろ…(ボソ

○○

○○

ん?

お手洗いから出て、控え室へ戻ろうとした時

どうやら、番組スタッフと思われる人達の 会話が聞こえてきた

スタッフA「今日のゲストってあれだろ? 確かジャニーズだろ?」

スタッフB「うん。女子が入ったっていうあのグループ」

スタッフA「にしても、事務所も何してんだか。 所詮女なんてすぐ辞めるだろ」

スタッフB「男性グループに女ひとりだろ? ありえねぇし、批判の声つらくなってすぐ抜けんだろ」

スタッフA「だな」

○○

…ブルブル

やっぱり、私なんて入らなければよかったんだ…

ネットでも最近よく見る批判の声

でもこうして直に聞くと…

○○

きっつ…笑

○○

まぁ、収録終えたらオフだし、それまで頑張って乗り切ろ

○○

友達…。帰り支度の時にでも相談しよ

なんかあったらいつでも言いなって言ってくれたし、

なにより、私が自分から頼れる唯一の人

○○

あ、やば!

大我

お、戻ってきた

こーち

遅せぇよ笑

○○

ごめーん!迷っちゃって笑

北斗

何してんだよ笑

○○

えへへ笑

じゃあ、行きますか〜

6人

はーい

無事乗り切れた…

あの言葉聞いた時は、どうしようかって思ったけど…

でも良かった…。

○○

疲れた〜…

○○ほとんど喋ってねぇべ笑

○○

いやいや、頑張ったよ?

慎太郎

確かに、裏でいるよりかは喋ってなかったけど、YouTubeよりかは喋ってた

○○

でしょ?

北斗

みんな荷物まとめた?

ジェシー

まとめた〜

じゃあ、帰るべ

○○

あ、先行ってて。私あとから行くから

わかった〜

こーち

じゃあ後でね〜

しっかし、喋りすぎた〜

ジェシー

めっちゃ喋ってたもんね〜…

よし

みんなが先に車に行ったことを確認して、

私は、友達に電話をかけてみる

○○

出るかな?

○○

○○

あ、もしもし?

大我side

○○が明らかに遅いので、誰が見に行くってなって

ジャンケンした結果、負けた俺が行くことに…

大我

○○〜

○○

うん。でね…

電話中…?

にしても、なんか様子が…

大我

○○?

○○

…グスッ

大我

…ッ!

もう少し近づいてみると、そこには泣いてる○○が…

○○

所詮女だから、すぐ辞めるだろとか

○○

男のグループに女なんてありえないとか

大我

…ッ!

まだ批判してるヤツいるのかよ…。

誰だ?それ言ったやつ

いや、誰が言ったかなんて今関係ない

とりあえず○○を連れて…

○○

…誰って?

○○

…番組スタッフ

○○

トイレから出ようとしたら、たまたま聞いちゃって…

じゃあ、迷ったって言うのは嘘だったのか…

トイレ出る時にそれを聞いて、 怖くなって出られなかったとしたら、

○○が遅かったのに納得が行く

にしても、番組スタッフがそんなこと言っていいのかよ

慎太郎

あ、きょもいた!

○○

…ビクッ!

○○

え、いつから…

あーあ、気づかれちゃったか。

そんなことより…

大我

○○今の会話なに?

○○

…ッ!

大我

相手は?

○○

友達…

大我

なんで俺らに話してくれないの?

慎太郎

きょも…?

大我

メンバーでしょ?

違う

○○

大我

友達には話して、俺らには話してくれないの?

違う。こんなことが言いたいんじゃない…

○○

…ごめん…(ボソ

タッタッタッ!

慎太郎

ちょ、○○!?

慎太郎

きょも!

慎太郎

…あぁ、もう!

慎太郎

…もしもし!ジェシー!?

慎太郎

今、○○走ってったから捕まえて!よろしく!

○○を泣かせたかったわけじゃない

謝って欲しかったわけじゃない

ただ、○○の異変に気づけなかった自分に 腹を立てているだけ

なのに、○○に当たって…

慎太郎

きょも、一旦戻ろ?

大我

あぁ

○○side

○○

ハァ…ハァ…

あんなこと言われて当然だ…

慎太郎に頼ることって言われたのに…

友達に言ったって、なんの解決にもならない

だったらメンバーに話せって話だけど

○○

そんなの無理だよ…

ジェシー

なにが無理なの?

○○

…!

○○

ジェシー…

ジェシー

ハァ…。やっとみつけた…ハァ…

もしかして、今までずっと探してくれてたの?

なんで…どうしてそこまで…

ジェシー

捕まえようと思ったら、すーっと通り過ぎていくんだもん笑

ジェシー

ちょっと待ってて。電話するから

○○

どうして…

ジェシー

え?…あ、樹?

ジェシー

うん、○○見つけたよ

ジェシー

うん、うん…

ジェシー

大我にも安心するように伝えて

ジェシー

うん、じゃあね。はーい

ジェシー

さてと、○○

○○

どうして?

ジェシー

え?

○○

どうして…どうしてそこまで必死になってまで探してくれるの…?

ジェシー

それはね、○○がSixTONESに欠かせない存在だから

ジェシー

○○も大切なメンバーなの

○○

ジェシー

さ、戻ろ?大我たちも心配してる

○○

…うん

欠かせない存在…か

正直、自分は未だにそうは思えない…。

でも、みんながそう思ってくれてるのなら、

頑張ろ。ううん、頑張るって決めたんだ

このジャニーズという業界で

一日でも早くファンの子に認めて貰えるように

○○

ジェシー

ジェシー

ん?

ジェシー

え!?ちょ、どしたの!?

○○

…グスッ

○○

ジェシー…ありがと!

ジェシー

ジェシー

どういたしまして〜

ジェシー

じゃ、帰りますか〜

○○

だね!

ありがとう、ジェシー

でも、もう心配しなくていいからね

私が我慢すればいいだけだから…

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