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〜 一誠目線 〜
ガラガラッ!
田中 一誠(いっせい)
シーン...
田中 一誠(いっせい)
田中 一誠(いっせい)
田中 一誠(いっせい)
田中 零(れい)
結構うなされてる...
とっさに抱えて保健室行ったけど... 大丈夫なのか...?
零...大丈夫...だよな?
すぐに良くなるよな?
また俺の隣で笑ってくれるよな?
まさか
このまま目を開けないなんてこと ないよな?
零はまだ辛そうにうなされている。
その瞬間、 俺の目が曇って、視界がぼやけた。
零の頬に水が落ちた。
何だ、これはと目を擦ると
俺の目から涙が出ていた。
ぽつり、ぽつりと落ちていく。
田中 一誠(いっせい)
涙が溢れ、止まらない。
この気持ちをなんと呼ぶのだろう。
悲しくて、悲しくて、何よりも―
胸が苦しい。
そうか。やっと分かった。
俺の、この気持ち。
零への想い。