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コメント
1件
感動する🥺
僕は生まれつき声が聞こえない。
両親の声も双子の兄の綺琉の声も
大好きな先輩の声も。
神様…僕の耳を治してください。
ガシッ
慎斗
春琉
綺琉
グイッ
春琉
慎斗
春琉
綺琉
春琉
僕はみんなの口の動きで何を言ってるか理解する。
声が聞こえないのはかなりの不自由だった。
昼休み
春琉
ｺﾝｺﾝ
慎斗
ｶﾞﾁｬ
慎斗
ｷﾞｭｯ
春琉
慎斗
春琉は、悲しそうな声を出した。
春琉
慎斗
慎斗
慎斗
慎斗
春琉
春琉は今まで堪えていた涙が溢れ出していた…
きっとさっき、俺が言った声も聞こえていないかもしれない。
それでも俺はお前のそばにい続ける。
慎斗
春が落ち着くためにずっと頭や背中を撫でてやっていた。
春琉
慎斗
春琉
俺1人じゃ春琉の、支えになれないかも知れない。
俺も不安で仕方がない
けれど、それでも春琉の
支えになれるように
慎斗
春琉
優しいマナトさんが好き
かっこいいマナトさんが好き
マナトさんの声が聞きたい
僕はどうしても…どうしても…
君の声が聞きたい
