君に捧げた僕の1ヶ月
もう一生見ないであろうドアの前で コツコツと音を鳴らしながら踵を揃える
黄
、よしっ
そう言って僕は重たい荷物を持ち ドアを開けた
黄
ふぅ、
僕の小さなため息はざわざわとした駅の音に消され なかった事にされる
僕は腕時計を見つめ、近くのベンチに座った
目の前は通勤中の会社員や、僕のように 大きな荷物を持って歩く女性もいる
黄
ぁ、ッもうそろそろだ、ッ
僕は電車へ向かった、
数時間後、僕はドアの前で立ち止まる
少し強めにインターホンを押すと 電子音が響く
中から、はーい、と言う声が聞こえ ドアが開いた
青
ぁ、ッいらっしゃい、
青
黄くん、だっけ、?
黄
はい、!
黄
よろしくお願いします、!
僕は彼に頭を下げ、室内に入って行った
続き欲しい人いたら出します