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玲央 (幼少期)
玲央 (幼少期)
これは、まだ俺たち家族に亀裂が入る前。
母さん
玲央 (幼少期)
父さん
玲央 (幼少期)
父さん
玲央 (幼少期)
母さん
この頃は父さんも今より喋ってて、家に居て、母さんも生きていた。毎日が楽しかった。それが、4歳くらい。
そしてある日。
この日。俺があんな事しなかったら、未来が変わっていたのかもしれない。
玲央 (幼少期)
母さん
玲央 (幼少期)
母さん
玲央 (幼少期)
俺が5歳の時。ライを拾ってきた。
ライ (狐の姿)
ライ
玲央 (幼少期)
母さん
玲央 (幼少期)
母さん
玲央 (幼少期)
玲央 (幼少期)
母さん
ライ
母さん
母さん
母さん
ライ
ライ
母さん
母さん
ライ
ライ
母さん
母さん
ライ
父さん
父さん
母さん
母さん
ライ
母さん
母さん
父さん
父さん
父さん
父さん
母さん
ライ
ピンポーン
父さん
母さん
警察官
警察官
ライ
警察官
ライ
警察官
母さん
父さん
母さん
母さん
父さん
玲央 (幼少期)
母さん
玲央 (幼少期)
玲央 (幼少期)
母さん
父さん
母さん
母さん
玲央 (幼少期)
父さん
それから3年間。何も無く、俺は狐のことなんて忘れていた。 だけど、ある日学校から帰っていると、
玲央 (幼少期)
その日は雨が降っていた。梅雨の時期だった。
玲央 (幼少期)
3年間。 俺の記憶から消されていた、あの姿があった。
ライ (狐の姿)
玲央 (幼少期)
玲央 (幼少期)
ライ (狐の姿)
玲央 (幼少期)
まるで俺を導くように、歩き始めた狐。
玲央 (幼少期)
玲央 (幼少期)
ライ (狐の姿)
ライ (狐の姿)
玲央 (幼少期)
ライ
玲央 (幼少期)
玲央 (幼少期)
ライ
玲央 (幼少期)
ライ
そこからの記憶はない。 いつの間にか家の前にいた。 だけど、記憶を頼りに、また頑張って、そこまでたどり着いた。
最初は「ダメだよ。」と言われ、追い出されていたけど、何回、何十回と行って、諦めたのか、心を許してくれたのか、一緒に遊ぶようになった。
玲央 (幼少期)
ライ
玲央 (幼少期)
ライ
楽しかった。初めて、ちゃんとお友達ができた気がしてた。だけど、あの日。
玲央 (幼少期)
ライ
玲央 (幼少期)
ライ
玲央 (幼少期)
ライ
玲央 (幼少期)
ライ
玲央 (幼少期)
ライ (化けの姿)
玲央 (幼少期)
玲央 (幼少期)
ライ (化けの姿)
ライ (化けの姿)
玲央 (幼少期)
そして、あの悲劇が起こった。 この日。もしも公園に行こうなんて言わなかったら。子供に見つからなかったら、一生残る傷なんて、出来なかったかもしれない。
玲央 (幼少期)
来る日も来る日も何度もライを探した。 何処からか、ひょこっと現れるんじゃないかと思ったから。
そんなある日。
ガサ
玲央 (幼少期)
主
玲央 (幼少期)
![もう一度、貴方と笑いたい [完]](https://lh3.googleusercontent.com/TRsEj8muRhBi6D2Z_NjqYENYrvDWxlzzZNuGk6qC4NDYB2bkQG7U0qTlViizApi8ciQpn5BCPLCtmyQOvpgP_1DSW4Z3zSXlVds=s350-rw)
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