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優秀な君と僕

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優秀な君と僕

13 - 優秀な君は家族には弱い

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2024年06月25日

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優人

ここら辺曲がればいいんだったけか?

裕貴

そのはずだな

椿

あ、あの先輩達はどこに向かってるんですか?

由香

○○公園

椿

その公園でしたら次の曲がる場所を左に曲がれば良いですよ

愛菜

ここら辺の道に詳しいんだね

椿

登校する時の道でして

椿

先輩達はこの先の公園で誰かと待ち合わせですか?

裕貴

そうだなそんな所だ

優人

あ、見えてきた公園

あ、来た…

つ、椿もいるね、よかった

優人

ここら辺で待ってるはずだったんだがなぁ

愛菜

待ち合わせしてるはずが遅刻かな?

愛菜

私電話かけてみるね

着信音

え?なになに

あっ!

由香

いた

優人

何で隠れてるんですか?

椿

ね、姉さん!?

椿

何でここに?

そ、その

椿

着物は着ないよ

今は着せないよ!今は!

裕貴

今はなんだよな

椿

じゃあなんでここにいるの

そのぉ、私の事嫌いになってないか気になって…

椿

何言ってるの姉さん

椿

僕は姉さんの事嫌いにならないよ

椿

まぁ、着物着せてくるのはあまりやらないで欲しいけどね

そ、そこだけはちょっと

椿

なんでなの

椿

好きな事は好きでいいけど

椿

僕は姉さんの一途な所は好きだけど熱が強すぎるよ…

椿

ま、まぁ着物を着ることも嫌いじゃないけど…

じゃあ!着せるのは!

椿

それはダメ

はい…

由香

別に仲自体は悪く無さそうだな

裕貴

そうぽいな

愛菜

なんか本当に仲良い見たいで凄いや

裕貴

あんな理想な家族って実際にあるんだなぁ、羨ましい限りだな

愛菜

まぁ、今はあの仲をゆっくり見ていようよ

裕貴

それもそうだな

優人

そういや、父さんにも久々に会いたくなってきたな

愛菜

今は仕事で無理でしょ

優人

それもそうだな

裕貴

なんだか家族っていいな…

由香

またかお前

由香

その愚痴は今度聞いてやる

皆ありがとう

弟私の事嫌ってなかったみたいだよ

椿

僕1度も姉さんを嫌った記憶ないけど

仕方ないじゃん、なんか対応が冷たくなった気がして

椿

姉さんこれでも僕より2つ年が上なんだから

椿

少しは大人になってよ

はい…頑張ります

椿

てか姉さんテストの方は大丈夫なの?

うぐっ

椿

これは駄目そう…

優人

雪さんは勉強苦手なんですか?

椿

姉さんは勉強じたいは出来るんですが

椿

あまりにも集中力が乏しく
着物の事ばっかり考えて

仕方ないじゃん、私の部屋着物の雑誌しかないんだから

椿

今度からテスト近ずいた時にはその雑誌没収するよ

おやめ下さい椿様ぁ

優人

雪さんも勉強出来る人なのかよぉ

由香

いや、優人はやらないのが原因だろ

優人

うるせぇ、正論は受付けて無いんだよ

愛菜

帰ったら私が色々教えてあげようか?

優人

正直に言うなら物凄く嫌だけど補習は更に嫌

優人

だからお願いします

由香

私が教えてやろうか?

優人

それだけは勘弁してください

裕貴

どんだけ張り付くようにやられたら嫌になるんだよ

裕貴

てか今更だけど雪さんって年上だったみたいだたな

優人

そうだな

別に呼び捨てでもいいよ

私は先輩らしいことは出来ないからね

相談くらいには乗ってあげれるかな?

愛菜

頼もしそう

あ!でも頻繁にあってくれないとお姉さん泣いちゃうな

裕貴

何故急にお姉さん面?

いいじゃない、年上なんだからそんな風に振る舞いたい

優人

やっぱりこの人も変な人だなぁ

由香

それじゃあ私はここらで帰るな電車に遅れそうだからな

裕貴

じゃあ俺も帰るわ

愛菜

私達はもう少し話してるね

由香

わかった

椿

先輩達さよなら

ありがとうね2人とも

この後愛菜と優人も帰った

ねぇ椿

椿

どうしたの?姉さん

久しぶりに勉強見てあげようか?

椿

いいの!

椿

来週からテストだからお願い

椿

いや待って姉さんも勉強大丈夫なの?

大丈夫大丈夫今週で終わるから

椿

じゃあ明日もあるじゃん

それはそうだけど

後は姉さんの得意科目だけだから

椿

そう言えば姉さんの得意科目って何?

勿論歴史だ

椿

やっぱりか

特に日本史が得意なんだ

椿

知ってる

椿

着物好きになってズルズルと日本史好きになったんでしょ?

何故そこまでお見通しなんだ!?

椿

いや、わかりやすいよ歴史の日本史って聞いて

何で私にはそんなにツンツンしてるの?椿

椿

家族だから心を許しすぎてるだけ

椿

ただそれだけ…

やっぱ可愛いなぁ椿は

まぁ、私より身長低いから更に可愛いと思ってるだけなんだよね

椿

そ、それは姉さんが身長高すぎるだけだよ

そんなことは多分ないよ

椿

身長が167は女性の中だと高いと思うよ

椿

優人先輩と並んでも大して差が無いし

椿

僕と身長が同じくらいなのは由香先輩だけだよ

椿

裕貴先輩は身長高すぎるから10cmほど分けて欲しい

いいじゃん、小さくて可愛いんだから

椿

僕はかっこよく見られたいのに

椿、男の子は身長やガタイも必要かもしれない、でも1番は

気配りが出来るような人が1番モテるんだよ

姉さんがそれを保証してあげる

後はそうだね

人に相談することを忘れないでね

相談しないと裕貴君みたいになるからね

椿

え?裕貴先輩は誰にでも相談できそうな感じだけど

いや姉さんには分かるね、あれは無理してる人間だよ

だから椿は無理しすぎる人にはならないでね

無理をすると抱え込むは別物だからね

椿

意味が分からないや

わかる時は来るよ

特に裕貴君には気を配ってあげてね

椿

うん、わかった

それじゃあ勉強しようか

椿

待ってて教科書とノート取ってくるから

わかった

裕貴君本当に心配だな

椿

姉さん持ってきたよ!

じゃあやろうか
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