side弦太
結衣が眠り始めてから3ヶ月が経った。
容態は安定して,一般の個室に入ったものの状況は変わらずだった。
俺はというと生きた心地もせず、何を感じるでもなく毎日を過ごしていた。
そんなある日,結衣の母親から連絡が入った。
結衣が意識を取り戻した,と。
取る物も取り敢えず,病院に行った。
弦太
結衣の母
結衣
おばさんに声をかけられた結衣は戸惑っている。
結衣
結衣の母
結衣
弦太
結衣は困惑していた。
結衣
結衣は冷たくそう言う。
結衣の母
弦太
結衣
弦太
そう言って静かに病室を後にした。
歩
弦太
歩
弦太
歩
弦太
俺は戸惑いの声を漏らす。
歩
歩
弦太
歩
弦太
歩
そう言われ黙ってしまう
結衣
歩
結衣
結衣は訝しげに俺を見る。
結衣
歩
白井は結衣の肩を抱き病室に入っていく。
俺はその姿を呆然と立ち尽くして見ていた。
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