茜
なんとか廊下までこれた
相変わらず、教室の中は 騒がしい
がラララと ドアを開ければ
大和
大和
うるさい人の声
茜
私は大人しい…
執事たちの前では自由気ままで 活発で 元気な子…って感じで話してるけど 現実世界では違うから。
茜
優香
茜
優香
茜
そうだった… 私は透明人間なんだった
茜
体育の時間では
茜
ガヤガヤ
茜
『てかこの手鏡って渋谷で売ってるやつじゃねw?』
『よくやりますねぇ。麗華様』
茜
人だかりができている中で出くわした 『麗華様』という名前
茜
そう頭がこんがらがった
そこへ…
麗華
茜
麗華
どすッと音がして 肩をどつかれた
茜
麗華
麗華
麗華
そう吐き捨て・・ どこかへ行ってしまった
『待ってくれ~女王様~』 と取り巻きの男子に 踏まれてしまい… 私は嫌われ者なんだなと自覚した。
今日は体育で休めばいいじゃんって 乗り気だったけど
そういえば先生からも 私は透明人間扱いされてるから 見学しますなんて言っても 無駄だって分かって…
結局授業に参加してる。
茜
茜
この日はすっごくあっつくて
倒れそうだった…
茜
茜
そこへ
麗華
麗華
突然呼ばれて 私は驚いた
茜
麗華
麗華
麗華はボールを遠くにぽ~~んと投げ 姿を消した
茜
そう私はボソッとつぶやいた。
茜
茜
茜
茜
茜
茜
現実世界に戻ったならば もう屋敷には戻れないのだろうか…
茜
指輪を付ければ戻れると思ったのに 指輪はカバンの中 もう終わりだった
茜
茜
茜
その時 我慢していた物が 一気に浄化したようなきがして…
コメント
3件
皆ひどいですね