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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

誰も私のことを気にかけないなら 私がいる意味なんてない。

私は翌日学校を休んだ。 死ぬ準備をした。 遺書も書かないと… いじめをされていたこと、誰も私を必要としてないこと、誰も相談に、助けてくれないこと。 それと、家族への謝罪。

聖奈

今日でこんな世界とはおさらば…精々するよ…

ピコンっとLINEが来た

緋音

あの…

聖奈

えっと…緋音さん…?

緋音

はい…

聖奈

な、何か用でも…?

緋音

あの…私が言えることじゃないんですけど…

緋音

流那と光莉が聖奈さんの家に言ってるっぽいです…

聖奈

え、あの二人が?

緋音

はい…
懲らしめてやるとかなんとか言って…

聖奈

緋音

もしかしたらもうすぐ来るかもしれないので…カーテン閉めて窓締めて、玄関も鍵をかけておいた方がいいです…

聖奈

…わかった

私は、あのいじめをやってくる3人の中の緋音さんから忠告のLINEが。

聖奈

怖かった。 足が竦んだ、もし何かされたら…そう考えてしまう

聖奈

私ばっかりなんでこんな目に…

聖奈

てかなんで緋音さんからこんなLINEが来るのよ…いっつも私の事虐めてるくせに…

聖奈

…どうせ死ぬからいいけど。

この瞬間どうでも良くなった

午後5時頃だろうか。

ベランダに出ると、冬を感じさせるような北風が吹いていた。

不思議と寒いなと思うだけで、微塵も怖いとは感じなかった。

聖奈

さようなら。みんな

聖奈

さようなら、この世界

そうして私は10階のベランダから飛び降りた。

聖奈

んん…

目を開けると、見たことの無いきれいな景色が広がっていた。

天使

こんにちは、聖奈さん

聖奈

え?

天使

あ、驚かせてすみません。

聖奈

…一体ここはどこですか…?

天使

ここは、成仏する通過点みたいなところです

天使

これから聖奈さんには天国に行くか地獄に行くか決めて頂きます

聖奈

はぁ…

天使

と言ってもすぐには決められないと思いますので

天使

猶予を与えます

聖奈

猶予…

天使

あなたは自殺ですよね?

聖奈

はい…

天使

自殺をした方は1年間猶予を与えます

聖奈

1年も…ですか…?

聖奈

心残りはないんですけど…

天使

心残りはなくとも、そういう決まりだから

聖奈

はぁ…

天使

てことで、伝えることは伝えたから!

聖奈

あ、待って名前は…

天使

天使だよ!じゃね

聖奈

天使…

再び目が覚めたかと思うと、学校の廊下に寝ていた

聖奈

あっ…

流那

聖奈死んでくれてせいぜいしたわ‪w‪w‪w

光莉

それなぁ〜‪w‪w

緋音

流那

緋音、どうしたの?

緋音

…あっ、なんでもない!!

光莉

…ふーん

聖奈

(緋音って子はまだあの二人のくるんでるのか)

光莉

‪w‪w‪w

流那

うけるわぁ‪w‪w‪w

聖奈

私は学校にいたくなくて、外に出た。 もう夕日が出ていた

夜になった。

聖奈

…はぁ、1年とかする事ない…
誰も私の事見えやしないし…

幸輝

…聖奈

聖奈

…え

幸輝

聖奈さんなのか…?

聖奈

え、えっと…

話しかけてきたのは話したことすらない幸輝さん

聖奈

な、なんで私が見えるの…?

幸輝

…俺には霊感がある。

幸輝

だからたまたま見えただけだ

聖奈

…そっか

聖奈

なんでこんな夜に…

幸輝

色々してたら、遅くなった。

聖奈

そっか、気を付けてね

幸輝

おう

初めて話した時の印象は 「冷たい、素っ気ない」だった

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