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やっぱり私は此方の世界が大好きだ!!

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やっぱり私は此方の世界が大好きだ!!

7 - 第7話 マイとクラウンの出合い その2

♥

61

2022年01月02日

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ガタンッ

過去のマイ

っ…(あれ、此処何処…?)

過去のマイ

(確か私は…)

暗闇の中で目覚めた私は今の状況を整理した。

過去のマイ

(まず確か学校を飛び出てアンティークショップに行って見た事の無い鏡があったからそれに触れていて…)

過去のマイ

(それで後ろから気配を感じて鏡越しで見たら黒い馬がいて……)

淡々と状況を整理するが黒い馬が現れた後の事が一切思い出せない

過去のマイ

(…それにしても、暗いわね…)

過去のマイ

(この形は…棺形…?)

過去のマイ

(……もっと意味がわからなくなって来たわ…)

過去のマイ

(取り敢えず私が居る所が棺の中だとしたら…真正面が蓋ね…)

過去のマイ

(…手荒な真似は余り好きでは無いのだけれど…仕方無い、)

覚悟を決めた私は思いっきり 棺の蓋を押した

鏡の間

過去のマイ

何、此処…

棺から出た私が見た光景は

他にも棺が沢山ありどれもこれも浮いていた

その棺の近くにはアンティークショップと同じ鏡があった

過去のマイ

訳がわからない…取り敢えず、此処から出ないと…!!

過去のマイ

あ、あった…出口!!

無我夢中で走り続け何とか出口を見つけた

校門があるから此処は学校なのだろうか?

でも、今はそんな事どうでもいい

一刻も早く此処から出て家に帰らなければ

そう思っていると____

後ろから声がした

???

何をしているのです!!

過去のマイ

うっ……、

後ろを振り返ると不思議な仮面を被った人がいた

過去のマイ

……(変な人……)

???

貴方、今年の新入生ですよね?

???

何故こんな所に…嫌その前に早く入学式に行かなくては…ほら行きますよ。

過去のマイ

え、あ、えぇ…?

???

申し遅れました、私はディア・クロウリーと申します。

クロウリー

此処の学園長です

過去のマイ

は、はぁ…

クロウリー

所で、1つ聞きたいのですが…

クロウリー

何故貴方はスカートを履いているのですか?

過去のマイ

え、?

過去のマイ

私、女だからそりゃあスカート位履きますy_____

スカート位履きますよ、と言おうとした瞬間クロウリー…が

クロウリー

何ですって…?

声色を変えて問いてきた

クロウリー

てっきり私はそういう趣味なのかと…嫌でも確かによーく見ると…

クロウリー

嗚呼…何と言うことでしょう…

そう言うとぶつぶつと何かを言い始めた

過去のマイ

……あの、私はどうすれば…?

クロウリー

取り敢えず、入学式が終わったらすぐに元の場所に戻します。

過去のマイ

わ、わかりました…

何が何だかわからないまま話を進められたが戻られるんだったら安心しても大丈夫、だよね。

鏡の間

過去のマイ

(誰もいない、って事は入学式は終わったのね…)

クロウリー

それでは闇の鏡の前に立ち元の場所の名前を言ってください。

過去のマイ

は、はい。

闇の鏡

汝の元居た場所を言え。

過去のマイ

日本の東京_____です。

闇の鏡

…………。

闇の鏡

…………。

闇の鏡

……無い…。

過去のマイ

え…?

闇の鏡

この者の帰る場所が無い。

クロウリー

何ですって…?

闇の鏡

魔力の流れも帰る場所も無い。

闇の鏡

無である。

クロウリー

何と言うことでしょう……。

過去のマイ

ま、待ってください!!

過去のマイ

つ、つまり私は帰る場所も居場所も無いんですか……?

少し恐怖で声が震えながら聞いた

クロウリー

まあ、簡単に言えばそう言う事になりますね。

過去のマイ

そ、そんな…

クロウリー

此方で預かるので安心してください。

過去のマイ

えっ、と…どう言う事ですか…?

クロウリー

簡単に言えばこの学園の雑用…ごほんっ!!

クロウリー

この学園の補助に回ってもらいたいのです。

過去のマイ

今雑用、って…

クロウリー

いいえ。気の所為です。

過去のマイ

……わかりました。

クロウリー

ああ言い忘れていましたが念の為男装しといてください。

過去のマイ

…は!?

クロウリー

当然じゃないですか。

クロウリー

腐っても此処は男子校な訳ですし、ねぇ?

過去のマイ

え、待ってください男子校って初耳なんですけど。

クロウリー

え?そうでしたっけ?

クロウリー

まあ、取り敢えず男装して女性と言う事はバレないようにしてください。

過去のマイ

は、はい…。

クロウリー

制服等は此方で支給するので…

クロウリー

後は住ですね……。

クロウリー

取り敢えず付いてきてください。

過去のマイ

あ、はい。

まぁ、その後何やかんやあって ボロボロの寮に紹介されました。

過去のマイ

後は男装…か、

過去のマイ

髪の毛、

近くにあったハサミに目をやる

過去のマイ

………。

ハサミを取る

過去のマイ

…さようなら、

バサッ

過去のマイ(男装)

ふぅ、

過去のマイ(男装)

過去のマイ(男装)

(男に見える、かな。)

過去のマイ(男装)

(…駄目だ考えちゃ駄目…。)

過去のマイ(男装)

…っあ!!学校!!!

過去のマイ(男装)

はあ、はあ、

過去のマイ(男装)

疲、れた……。

???

あれー?何してるのかな?

過去のマイ(男装)

っだ、誰…!

???

俺はクラウン、クラウン・トラッポラ

クラウン・トラッポラ

よろしくな〜

過去のマイ(男装)

…(…ちゃ、チャラい……!!!!!!!)

クラウン・トラッポラ

所で、君の名前は?

過去のマイ(男装)

………………………。

クラウン・トラッポラ

え〜〜〜?

過去のマイ(男装)

……な、何………。

クラウン・トラッポラ

へぇ〜〜…。

ジロジロと見てくる チャラ・トラッポラ((((

過去のマイ(男装)

な、何……。

クラウン・トラッポラ

嫌、君って入学式いた?

過去のマイ(男装)

え…、い、いた…けど…?

クラウン・トラッポラ

じゃあしつもーん。

クラウン・トラッポラ

君、何処寮?

過去のマイ(男装)

りょ、寮…?

クラウン・トラッポラ

うんうん。

クラウン・トラッポラ

君見たことないベスト着てるし、
腕章も付けてないから分からないんだよねー。

過去のマイ(男装)

…(これ、逃げた方が良いのでは…?)

過去のマイ(男装)

ご、ごめん!わた…俺用事あるから!それじゃ!!

クラウン・トラッポラ

はぁ!?ちょ、待て!!

過去のマイ(男装)

(無理無理無理無理無理……!!)

過去のマイ(男装)

(反射神経で逃げてきたけど…さすがに今はもう授業始まってるし追ってきてないよね…。)

クラウン・トラッポラ

なーに?授業初日からサボるつもり?

過去のマイ(男装)

うわぁあああっ!?

クラウン・トラッポラ

え、そんな驚く?

過去のマイ(男装)

じゅ、授業、な、ななななな?!

クラウン・トラッポラ

ちょ、落ち着けって、!

過去のマイ(男装)

な、何で……?

過去のマイ(男装)

授業、は、?

クラウン・トラッポラ

俺、話してる途中に逃げられんの好きじゃ無いんだよね〜?

過去のマイ(男装)

つまりは俺が名前を教えれば授業に戻る、と?

クラウン・トラッポラ

うーん…まぁ多分ね。

過去のマイ(男装)

……ま……。

クラウン・トラッポラ

ま?

過去のマイ(男装)

マイ、

クラウン・トラッポラ

マイか〜〜…へぇ〜〜〜?

過去のマイ(男装)

な、なんだよ…

クラウン・トラッポラ

なんか、お前細すぎねぇ?

過去のマイ(男装)

き、気の所為、だろ。

クラウン・トラッポラ

名前も女っぽいし。

過去のマイ(男装)

き、気の所為だろ………。

過去のマイ(男装)

…つか、さっさと授業に戻れ。

クラウン・トラッポラ

それお前が言う?

過去のマイ(男装)

え?

クラウン・トラッポラ

は?

過去のマイ(男装)

お、俺、行けねぇし…。

クラウン・トラッポラ

なんで?

過去のマイ(男装)

俺……この学校の雑用だし…。

クラウン・トラッポラ

って事は入学式参加してねぇの?

過去のマイ(男装)

う、んまぁね…ってあ…、

慌てて口に手を当てる

過去のマイ(男装)

(や、ヤバい……、喋りすぎちゃった……。)

クラウン・トラッポラ

………。

過去のマイ(男装)

……何、

クラウン・トラッポラ

嫌、何でもねーよ。

クラウン・トラッポラ

それじゃあな〜。

過去のマイ(男装)

う、うん。

これが、私とクラウンの出合い。

この時私は完全にバレていないと 思っていた…のに…。

クラウン・トラッポラ

(彼奴、絶対女じゃん。)

クラウン・トラッポラ

(……さーて、どうしようかなー。)

まさか、あんな事になるだなんて 思いもしなかった

マイ

___って感じかな。

監督生

……。

エース・トラッポラ

…………嫌、俺の兄貴怖っ!!!

マイ

ふふ、そうかしら?

エース・トラッポラ

そこで笑う監督生の姉貴も怖っ!!

監督生

え、エース…(苦笑

監督生

………。

監督生

姉ちゃんって正式入学してないの?

マイ

嫌、鏡でちゃんと判別されたよ?

マイ

だから正式と言えると思うわ。

監督生

って事は入学の次の日にバレたの?

マイ

そう言うと確かにそうなるわね。

監督生

へぇ〜。

そう言うとユウはコップに入った 水をちびちびと飲み始める

マイ

あら?どうしたのかしら?

監督生

嫌、何でもない…。

マイ

……エース君、まさか貴方…。

エース・トラッポラ

………監督生御免ってぇぇ!!

監督生

何も怒ってる、何て言ってないじゃん。

エース・トラッポラ

いや絶対怒ってるじゃん!!

監督生

………。

エース・トラッポラ

ちょ、監督生待てってぇ!!

ユウが立ち上がり部屋に向かうと エース君はユウを追いかけていった

マイ

うふふっ、

マイ

……。

マイ

クラウン、聞こえる?

そう言いクラウンから貰った鏡を 手で触れる

マイ

貴方の弟私の妹の事が好きらしいの

マイ

貴方の弟、とても面白いわね(クスッ

マイ

………。

マイ

……合いたい、なぁ…。

そう呟き泣きそうな笑顔をした。

クラウン・トラッポラ

【ちょ、マイ、泣くなよ…?】

マイ

え、く、クラウン……!?

マイ

な、何で!?

声が聞こえた方を向くと鏡に クラウンが写っていた

クラウン・トラッポラ

【ちょ、しーっ!】

クラウン・トラッポラ

【俺、エースがそっちの世界に行ったって聞いてさ】

クラウン・トラッポラ

【ナイトレイブンカレッジにいんだけど…】

マイ

も、もしかしてそっちに行けそう?

クラウン・トラッポラ

【嫌、まだ魔力が安定してないから無理だな。】

マイ

そっ、か…。

クラウン・トラッポラ

【そう言えばさっきエースの話してなかった?】

マイ

…さぁ、どうかしら?(ニコッ

クラウン・トラッポラ

【えぇー…】

クラウン・トラッポラ

【…マイ、あの事、忘れてねぇよな?】

マイ

……忘れる訳、無いじゃない(クスッ

クラウン・トラッポラ

【そっ、か…なら良かったわ。】

クラウン・トラッポラ

【おっ、と…魔_が_じ_だ_】

マイ

うん、

クラウン・トラッポラ

【じゃ_あ_な】

マイ

うん、また、今度(ニコッ

空の流星群💙🌠

や、やっとマイ姉様と兄っぽらの出合いが書き終わった…

空の流星群💙🌠

色々壁がありました。

空の流星群💙🌠

途中でハイキューの物を書きたくなったり、

空の流星群💙🌠

うらみちお兄さんの奴を書きたくなったり、

空の流星群💙🌠

呪術廻戦の話を書きたくなったり…

空の流星群💙🌠

僕、書いてる途中の奴すっぽかして他の新しいストーリー作っちゃうのが癖何ですよね…。

空の流星群💙🌠

直して行きたいです…。

空の流星群💙🌠

でもそろそろこのお話も終盤に近付いて行きそうです。

空の流星群💙🌠

もし、このお話が終わったらハイキューかうらみちお兄さん、どっちから書こうか…

空の流星群💙🌠

皆さんはどちらが良いですか?

空の流星群💙🌠

コメント欄等で教えてくださると嬉しい、です。

空の流星群💙🌠

それでは。

やっぱり私は此方の世界が大好きだ!!

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