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──飲食店についた僕達。 やはり他人の視線が痛い。 ま、いいけど……。

新見莉緒菜

いらっしゃいませ!!何名様でしょうか??

蒼真

あ、6名です。

新見莉緒菜

それではテーブル席ご利用で宜しいですか??

蒼真

はい。ありがとうございます。

新見莉緒菜

……あれって噂の選ばれし子達……

新見莉緒菜

喋っちゃったァ……しかもイケメンな子と……

森博一

新見先輩……集中してください……。

新見莉緒菜

あ、森くん!ごめんね。

森博一

……でも、あの可愛い子、なんか見た事あるんだよな。

蒼真

すげぇ視線が痛かった……

初夏

仕方ないでしょー、あ、あたしこれ食べたい!

未來

おぉ、オムライス?えーと、ワイはステーキで。

脩音

いいんじゃね、じゃこれで……

彩芽

うちはこれにするー!

彩晴

……これで。

蒼真

僕もこれで……

蒼真

あ、ドリンクつける??

初夏

もちろん!!飲む飲むメロンソーダ!!

ピンポーン

森博一

はい、ご注文お願いします。

蒼真

えー…………これと──。

森博一

ご注文を繰り返します──。

蒼真

はい、お願いします。

新見莉緒菜

どう?森くん、

森博一

……うん、いい。

森博一

じゃ、料理作るかね。

新見莉緒菜

おーっ!

次々に料理が運ばれてくる。

初夏

いただきまぁすっ!

彩晴

いただきます…

蒼真

まーす……

脩音

わ、ありがとうございます。

彩芽

ウチ何頼んだっけ?

未來

知らんがな

彩芽

……あっ、来た!!ぼしのも!

森博一

ごゆっくりお楽しみください。

初夏

ありがとうございまっす!!

森博一

……!!

新見莉緒菜

……森くん??

新見莉緒菜

森くん……

私は新見莉緒菜(しんみりおな)(21) ……実は森くんに恋してるの。

森博一

……!!

見ちゃった……。 森くんが、……あの可愛い子に恋していた。

森博一

君、お名前は??

初夏

えっ、雛森初夏です!

森博一

……ッ!!

森博一

あ……ッ。

新見莉緒菜

えっ……!?

森くんは涙を流していた。 あの子に……何故??

森博一

……ッ、君、僕の前世の婚約者だ……

初夏

ほ、ほぇ!?いきなりっ!!!

脩音

ちょ、えっ、森さん!?

脩音

……

森博一

また、ここに来てくれる?

初夏

ほぇ……は、はい。

新見莉緒菜

ちょい森くん!!帰ってきてよ!!いっぱい客がいるから。

森博一

あっ、ごめんなさい……

あの子に、負けるなんて悔しい。 森くんに……恋してない、あの子が。

新見莉緒菜

森くん……

森博一

??新見先輩、どうしたんですか。

新見莉緒菜

あの子、知ってる子なんですか?

森博一

……

森博一

僕、前世の記憶あるんです。

新見莉緒菜

えっ……?

新見莉緒菜

そ、それであの子が……

森博一

……婚約者です。前世の。

新見莉緒菜

前世……??年齢も遥かに違うのに??

森博一(もりひろかず)(18) 前世の記憶を持っており、あの女の子(初夏) の婚約者らしい。今世は知らない。 ……なんて事だ。

森博一

年の差はあります。前世でも5歳差ありましたね……

新見莉緒菜

え……あ、あの……えっと

新見莉緒菜

仕事終わり、話しませんか。

森博一

??あ、はい。

蒼真

なんだろうな、前世って。

初夏

さぁ……あたしも流石に記憶ないし。

彩晴

……彩晴も記憶あるよ

彩芽

えっ、きかせて!?

彩晴

あの、実は……

彩晴

彩晴は、男だったんだ。

未來

えっ!?あ……え?

蒼真

は!?

ここから頭が着いて来れなくなった。

彩晴

言っとくけど今世は女だよ。

彩晴

ね、ぼしぃ。

未來

ちょ……い、言わないで……

彩晴

??言っていいって言ったのぼしぃだよ。

未來

それは初夏さんとあさんにだけ……

初夏

……ってことは女子の比率が対等になるってことね。

彩芽

そうだね。

蒼真

……頭がついてこない。

脩音

はむはむはむ……静かに食べてよね……。

脩音は、静かにご飯を食べていた。

初夏

そうだねぇ……

彩晴

ぼしぃの名前も偽名だよね。

未來

……うん、”苗加未來”じゃなくて、苗加将弥(のがしょうや)。ワイは……いや、俺は男で居るのに抵抗があった。

彩晴

そうなんだ……

初夏

まっ、そんな未來ち……いや、将弥くんも好きだよ!

将弥

ありがとな。

森博一

……ッ。僕の方が初夏の事が好きだよ!

初夏

へぇ!?……早く食べるよ!

彩晴

……うん。

彩芽

へいへーい。

脩音

……あっ、先に車戻っていい?面倒臭いから。

蒼真

お前スマホ持ってるだろ。!

脩音

持ってるけど何か態度悪そうに見えるから……

初夏

え、店内で平気に使ってるけど。

将弥

俺も使ってるな……

彩芽

うちも使ってるよ〜

彩晴

……彩晴も。ゲーム機で遊ぶ……

蒼真

……初夏、帰る時連絡先聞かれてたけど交換したの??

初夏

ん??いや。

初夏

流石にね……

蒼真

……僕、前世の記憶あるんだよな。

初夏

え?

蒼真

…。

蒼真

その……運命の人がこの中に居るんだよ。

初夏

へ!?

彩晴

……んぇ……寝てた……

彩芽

ごめんスマホしてて聞いてなかった

将弥

彩芽、俺にも見せてよ

彩芽

いいよぉー

脩音

〜♪

初夏

自由人しかいないじゃん

蒼真

……確かにね、じゃあゲーセンとか行くか?

初夏

いや眠いから帰る

彩芽

ウチも〜、お腹いっぱいだし。

彩晴

私も……帰りたい……

将弥

俺もー

脩音

〜〜♪♪

──ダメだこいつら。

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