猫
猫
猫
猫
遡る事半年前……だろうか。
暖かい日差しの下で
静かな林の中で
毎日
毎日
家族と変わらない日々を送っていた
ただ…長く続く事はなかった。
ある日
母が食べ物を取りに出掛けた
家族皆で
見届けた
ここで母の生きていた顔を見るのは
最後だった。
バァン
遠くの方から
あまり良くない音がした。
僕は気になって
林から抜けた。
するとそこに待っていたのは
まさに悪夢と信じたい光景だった
猫
猫
猫
猫
そこで母を見たのは
最後だった。
それから僕は
人間を信じなくなった。
自分で自立していく事を
決意した。
今日は雨が降っていた
僕はお腹を空かせて
疲れ切っていた。
狩りも誰にも教わらずに
毎日をやり過ごしていたから
まともに食べる事が出来なかった。
猫
猫
グタッ
猫
「ここで一生を終えるのか…」
もう前が見えない。
その時だった。
コメント
6件
自分だけずっと呟いてすみません(汗) 祝♡100超えました!!初の小説で初投稿で大変嬉しいです!!
有難う御座います!!アイリスさん!!