万次郎side
病院へ着き、🌸がいる病室へと走る。
─────ガラッ
万次郎
🌸!!
病室の扉を開けると🌸の側に居たであろうエマがオレの胸の中に飛び込んできた。
エマ
あ…のね、マイキー…き、稀咲が…バイク、乗って急に…
万次郎
………エマ。ゆっくりでいいから、まず深呼吸して
エマが深呼吸をして先程より顔色が少し良くなると、状況をぽつりぽつりと話してくれた。
墓参りをした帰り道突然稀咲がバイクに乗って襲撃してきたこと
エマを庇って🌸が頭部を打たれたこと
そして🌸が今、昏睡状態に陥っているということ。
エマ
ごめ、マイキー…全部わた
万次郎
お前は何も悪くねぇよ
万次郎
だからさ、自分のこと責めんな
そこからはエマのことをなだめて、落ち着いた頃合いを見て2人にさせてくれないかと頼んだ。
エマは分かったよ。と快く引き受けてくれた。
エマと話していた入口から足早と中へ入って行く。
そこには人工呼吸器をつけてベットに横たわる🌸がいた。