トーク
袮本 黑楙
なぁなぁ満月
城覇 満月
なに?黑楙さん
袮本 黑楙
明日も学校行きたくなくて…
城覇 満月
まぁ…あんなのがあったら
城覇 満月
そりゃ学校なんて行きたくなくなるよね…😓
袮本 黑楙
いっそ…あいつらの前で死んでやりたい…
城覇 満月
だーめーだーぞー
袮本 黑楙
なんでじゃ!😅
城覇 満月
黑楙さんが死んだら…
城覇 満月
誰が俺の話…聞いてくれるんだよ…
城覇 満月
誰が…俺の隣に居てくれるの…?
城覇 満月
…誰が…俺の…
袮本 黑楙
あっ…ごめん…
袮本 黑楙
そんなのも気にせず…
城覇 満月
ううん、黑楙さんだから赦すよ
城覇 満月
だから…そんな事言わないで。
袮本 黑楙
うん…ありがとう…
学校にて
袮本 黑楙
(心の声)みんな僕が精神病って事あまり気にしてないのかな…?
袮本 黑楙
(心の声)まぁ…精神を刺激されないだけありがたいな。
煉
よっ、黑ちゃん
袮本 黑楙
あっ、煉
煉
うん、それより…大丈夫…?
袮本 黑楙
えっ…?何が?
袮本 黑楙
(心の声)まさか…精神病の事…知ってるのか…?
煉
いや…最近…朝のランニング来ないしさ…?
煉
それに…体育もずっと見学だし…
煉
なんかの病気に掛かったんじゃないかって…心配で…心配で…!
袮本 黑楙
…
煉
だから…その…私で良ければ…
煉
相談…乗るよ…?
袮本 黑楙
……っ!
「相談乗るよ?」
「あぁ〜そーなんだー」
「へー…んで?」
袮本 黑楙
……っ…!
煉
どうしたの…?黑ちゃっ…
袮本 黑楙
黙れ…
煉
…えっ…?
袮本 黑楙
黙れ…!
袮本 黑楙
黙れ…!黙れ…!黙れ…!!
煉
おっ…落ち着いてよ…黑t…
袮本 黑楙
落ち着ける訳…無いだろ…!
袮本 黑楙
何が…何が…「相談に乗るよ」だ…?
袮本 黑楙
ふざけるな…
袮本 黑楙
相談しても…相づちしかしないお前に…
袮本 黑楙
相談なんかしてやるか…!!
僕は走って教室を出た
煉には申し訳無いと思っている…
でも…しょうが無いんだ…
精神病だから…
自分の気持ちがコントロール出来ないんだ…
袮本 黑楙
はぁ…はぁ…
袮本 黑楙
…うぅ…
城覇 満月
あれ?
城覇 満月
黑楙さん!?
袮本 黑楙
…あぁ…満月か…
城覇 満月
どうしたの…?
袮本 黑楙
もう…僕は…誰も信用出来なくなったよ…
城覇 満月
どうして…
袮本 黑楙
煉に言われたんだ…
袮本 黑楙
相談乗るよって…
袮本 黑楙
でも…その言葉に腹を立てちゃって…
城覇 満月
キレちゃったって事?
袮本 黑楙
うん…
城覇 満月
そんな事誰でもあるよ。
城覇 満月
今の黑楙さんなんか精神病なんだからさ?
城覇 満月
気持ちのコントロールが出来なくても可笑しくないもん。
城覇 満月
だからそんなに気にしないでよ。
袮本 黑楙
…ありがとう…ごめんね…
城覇 満月
ううん…
城覇 満月
教室まで送るよ。
袮本 黑楙
ありがとう…でも大丈夫…
城覇 満月
そっか…
袮本 黑楙
うん…じゃ…またね…
城覇 満月
うん…
袮本 黑楙
放課後遊ぼ。😊
城覇 満月
わかった。😊
その後教室に戻ったけど…
やっぱり怒られた…
学校の先生ってさ?
生徒の気持ちを考えずに
どんどん精神的に殺していくよね…
もしも…精神的に殺されたら…
暴れても良いんじゃ無いかな…?
でも僕は今身体が弱っているから…
暴れる事ができないけど…
いつになったらこの精神病は治るのやら…
母
黑楙
母
病院行くよ
袮本 黑楙
なんで?
母
検査だよ
袮本 黑楙
ハイハイ。
病室
母
先生どうでしたか?
病院の先生
これは…不味い物見付けましたね…
母
?それはどういう?
病院の先生
黑楙さんは…
病院の先生
癌ですね…