今日は集会だ
そして、あの女を潰す
凜
武道
花垣が気まずそうに私を見る
凜
昨日の事は言うなよという意を込めて微笑んだ
武道
顔をあからさまに歪める花垣
あは、邪魔しなければ何もしないよ
私は花垣を通り過ぎて佐野達の方へと向かう
マイキー
凜
そう挨拶すると
三ツ谷
悪美
千冬
場地
ドラケン
まぁ最初の頃よりは返してくれるようになったかな
それも今日で終わりかもしれないけどね
悪美
と、呑気に言う悪美
凜
そうニッコリ笑い言う
悪美
なんにも知らない女はヘラヘラ笑っている
楽しみだなぁ...
集会はどんな風に潰すか計画を立てているとあっという間に終わっていた
凜
ようやくこの女を潰せる♡
凜
いつもより満面の笑みで話し掛ける
悪美
悪美はだるそうな顔で振り返る
凜
悪美
なんにも疑っていないのかノコノコと着いてくる馬鹿女
凜
そう思いながら人気の少ない所へ連れていこうとする
すると
武道
花垣が目の前に立ち塞ぐように来た
邪魔をするのか?
そんなことさせないけどな
凜
少し睨みながら言うと
武道
と、意味のわからないことを言ってきた
凜
私は無言で花垣の横を通り
凜
と、耳元で言った
武道
花垣は顔を歪め少し後退りをした
凜
そう言って奥へと向かった
悪美
2人だと人が変わるのか口調がいつもより荒くなる悪美
凜
悪美
そう言ってポケットに入れて置いたカッターを取り出し
凜
凜
自分の手首を切った
ジワジワと痛みが来て少し顔を歪める
凜
でも、これで潰せる
私はスゥッ吐息を吸って
凜
そう叫んだ
悪美
悪美がなにか言おうとしていたがその時にはもう佐野達が来ていた
悪美
マイキー
三ツ谷
全員私の手首を見て顔を歪める
凜
身体を震わせ泣いている演技をする
さぁ、どうだ?
ドラケン
何故かもう一度聞いてくる龍宮寺
凜
私はウル目でそう返事をした
...
マイキー
は?
場地
ちょっと待ってよ
千冬
なんでだよ
なんで
三ツ谷
お前らはこいつを信じる?
悪美
一瞬ニヤッと笑ったかと思うと涙を流し始める悪美
意味がわからない
春の事は信じなかったくせに
なんで...こいつの時は信じるんだ...?
凜
凜
ドラケン
ドラケン
あぁ、そうか
こいつらは...
春の事すら信じなかった奴らなんだ
マイキー
馬鹿なのは私の方だった
こんな甘い方法じゃなくて
もっと
もっと
確実に潰す方法を
考えれば良かったんだ
凜
頭の中をフル回転させて潰す方法を考えていると
悪美
悪美が口を開いた
千冬
悪美
は?
なに?
どうゆうつもり?
わからない
この女の考えている事がわからない
悪美
違う
考えているんじゃない
この状況を楽しんでいるんだ
凜
上等じゃないか
殺ってやるよ
凜
凜
私はそう、静かに言った
三ツ谷
凜
私がそう指を指して言ったのは
昔春と一緒に遊んでいた廃墟だ
私はもう決めた
この女を明日殺〇す
ドラケン
マイキー
場地
意外にも佐野が返事をした
マイキー
マイキー
と、鋭く言い放った佐野
覚悟しとけよだって?覚悟しとくのはてめぇらだよ
凜
最初からこうしておけばよかった
あの後各自解散になった
そして私は一直線に春の家へと来た
凜
凜
凜
凜
私はあの女を潰せなかった悔しさから春に何回も謝っていた
凜
凜
凜
あの廃墟は春と秘密基地にしたりして遊んでいた
凜
私のこの意思は変わらない
なんとしてでも殺ってやる
凜
凜
春が幸せになるならなんだってする
たとえ
人を殺めなければならなくても
凜
凜
凜
大好きだよ、春
凜
ガチャ
春
コメント
2件
春ちゃん!?でも伝説のカッターキャーが上手く行かなかったとは…