次の日
❤️
ピーンポーン
扉の方で玄関チャイムが鳴り響く
❤️
うるさいなあ誰だよもう
ピーンポーン
❤️
あ!そうだ、💛くんだ!朝早くに来てって言ったの俺じゃん!
やばい、早く出ないと
ガチャ
❤️
💛
❤️
💛
❤️
💛
❤️
💛
💛
❤️
❤️
嘘
💛くんを忘れたいからだよ
このままだともっと好きになっちゃうからだよ
❤️
❤️
💛
それ言うと思った
そっか、俺のためにお洒落して欲しかった
❤️
💛
セット中はずっと💛くんの髪にワックスを付けたりと色々と頑張った
やっぱり💛くんはカッコイイな
でも今俺のこんな感情
邪魔だ
❤️
❤️
💛
❤️
💛
💛くんは急ぎ足で洗面所に向かった
❤️
どうしよう。油断してたら涙が零れそう
ダメダメ
泣くのはまだ早い
ちゃんと💛くんが上手くいく所を見届けてから大泣きしてやる
❤️
💛
💛
❤️
💛
💛
❤️
💛
❤️
あー、俺嘘ついちゃった
💛
❤️
❤️
❤️
💛
❤️
俺は自分の部屋のクローゼットを開け洋服を選び
数分で着替えた
❤️
💛
💛
❤️
俺まだ💛くんのこと好きなんだ
なんで忘れたいのに
忘れられない
❤️
💛
俺はドアノブを回し外へ出た
数十分して駅についた
❤️
💛
💙
💙
❤️
❤️
これ以上この場に居たくない
さっさと移動しないと
❤️
💙
❤️
💙
❤️
❤️
💛
俺の目は涙を流す寸前だった
それを見られないように俺は俯き💛くんにボソリと言った
❤️
涙混じりの震えた声で泣いているのバレていないかと少し心配になったが
俺はその場を離れて2人の様子を少し見ることにした
覗いて見るなんていい事ではないけど
これくらいは許して欲しい
少し離れたところから見たその光景は
💙
💛
💙
💙
💛くんは頬を赤らめ笑顔で言った
💛
そこから先は見るのを辞めた
見たくなかったから
俺はショッピングモールなんて行かずに近くのコンビニへと足を運んだ
あーあついに俺も失恋か
俺がもう少し積極的に動いていたら良かったのかな
まあ今更遅いけど
時を戻すことなんて出来ないんだから
後悔しても悔やんでも仕方がない
アイスでも食べようかな
コンビニでアイスを買い そのまま帰ろう
俺はコンビニのレジ袋を片手に家まで歩いていた
❤️
俺は歌を歌えば今を忘れられると思い
静かに歌う
でも、辛い悲しいという感情は消えない
❤️
あれ、おかしいな
今まで歌を謳えば忘れられるのに
これは歌ではどうにもならない
俺は沢山の涙を流し家に帰った
💛side
ここ最近の❤️はいつも悲しそうにしていた
さっきだって❤️に頑張れと言われた時の声はなぜか震えていて今にも泣き出しそうな声だった
💙
そう言われた時すごく嬉しかった
だって好きな人から言われた言葉だもん
💛
照れくさくて僕は顔が真っ赤になってしまった
💙
💙
あぁやっぱり嬉しい
これも❤️のおかげだよ
💛
でも
今日は💙ちゃんと一緒に居ながら
悲しそうで泣きそうな❤️の顔が忘れられなかった
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