真白
転校した次の日。後ろから声をかけられた。
彩施
思わず見惚れてしまった。
日を受けて、透き通るように見える肌、瞳。まだ、出会った事のない美しさにはっと息を飲む。
真白
彩施
彩施
真白
彩施
そう、さっき見惚れた、とか言ってたが、真白は男だった。しかも、かなり短髪。でも、童顔で黒目がちの綺麗な目をしていて、すごくそそられた。
17歳になって自分が男にみとれるなんて一ミリも思ってなかった。その日は男にこんな事を思うなんて複雑な気持ちでいっぱいになった。
だけど、真白を前にすると、そんな事は頭から吹っ飛んで、面白いくらいオレは真白にずぶずぶはまっていった。
*********************転校してしばらくたったある日。屋上で昼飯を食べていた。
真白
彩施
真白
真白
俺は真白に夢中になりすぎて、転校して友達を作る、という第1ステップをすっぽかしてきてしまったのだ。
彩施
真白
彩施
真白
彩施
真白
彩施
俺は、そう言って真白の肩に腕を回そうとした。その時だった。
真白
彩施
真白
彩施
そう言って、手を掴もうとしたが、それも虚しく手は振りほどかれ、真白は行ってしまった。
彩施
彩施
今まで仲良くしてくれていた分、反動で嫌なことが頭の中を堂々巡りした。
まぁ、こんなに男にまとわりつかれるの普通に嫌か、と思い、気にしないようにした。
彩施
しかし、なかなかそれは実現できなかった。
次の日から避けられ始めてしまったのだ。
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とまと
とまと
とまと
とまと
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