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これは韓国のとある一家の話
その家族は母と父を失い、祖父母と暮らす男の子がいたそうな
名前はコロサ・レル
ちなみに祖母はサツ・ジンキ
祖父はマゴコ・ロス
嫌な予感…
コロサ・レル
じいちゃんただいまー！
マゴコ・ロス
お帰り！よく帰って来たねー
コロサ・レル
ばあちゃんは？お部屋？
マゴコ・ロス
そうだよ
マゴコ・ロス
言っておいで
マゴコ・ロス
お前を探しとったぞ
コロサ・レル
はーい
ﾃｹﾃｹ
コロサ・レル
ばあちゃんただいまー！
サツ・ジンキ
あらお帰り
コロサ・レル
何それ？メモ帳？
サツ・ジンキ
これは私のお料理の本さ
サツ・ジンキ
見るかい？
コロサ・レル
ぼくまだ字わかんないからいい
サツ・ジンキ
そうかい
コロサ・レル
ところで今日の夜ご飯は？何にするの？
サツ・ジンキ
今考えてるんだよ
サツ・ジンキ
何かリクエストあるかい？
コロサ・レル
えー…じゃあばあちゃんとゆでたまご作りたいな？
コロサ・レル
大好きだもん
コロサ・レル
ねーねーいいしょー？
サツ・ジンキ
…
サツ・ジンキ
分かったよ良いよ
サツ・ジンキ
さて、作るか
コロサ・レル
うん！
サツ・ジンキ
まず地下室へおいで
コロサ・レル
何で？
サツ・ジンキ
あそこに隠し味があるのさ
コロサ・レル
はーい
サツ・ジンキ
ばあちゃん後から行くから先行きなさい
コロサ・レル
えーと地下室はっと…
マゴコ・ロス
おや？どこに行くのかね？
コロサ・レル
あ、じいじ！
コロサ・レル
ちょうど良かった
コロサ・レル
地下室まで案内して！
マゴコ・ロス
はいよ
マゴコ・ロス
さぁ、ここだよ
コロサ・レル
ありがとう！
ｷﾞｨｶﾞﾁｬﾝ
コロサ・レル
あ、ばあちゃん？
ﾌﾞﾝｯ
ｸﾞﾁｬ
コロサ・レル
ぐぇ…
サツ・ジンキ
よし、さてと
サツ・ジンキ
じいさん！ここに獲物あるからキッチンまで運んでくれないか？
マゴコ・ロス
はいよ
マゴコ・ロス
…おお、こりゃまたすごいものだ
マゴコ・ロス
今日はゆでたまごかな？
サツ・ジンキ
さすがじいさん
サツ・ジンキ
あったり！
マゴコ・ロス
よいしょっと
マゴコ・ロス
今夜は歯が血だらけになるぞ
サツ・ジンキ
それどころか鍋まで
サツ・ジンキ
グフフ…
マゴコ・ロス
さぁ、それより早く料理してくれ
サツ・ジンキ
分かりましたよ
マゴコ・ロス
おっと、そこにもいたな
マゴコ・ロス
孫が
サツ・ジンキ
ほんとね今の私達を見てたあなた？
マゴコ・ロス
今茹でてやるから待っててな
サツ・ジンキ
逃げたらさばいて魚にしてあげる
事件から2週間後
マゴコ・ロス
わしらは祖父母の大切さを教えたんだ 君達に
サツ・ジンキ
あの子がゆでたまごが良いって言うからその通りやっただけよ
マゴコ・ロス
皆？いいかい？
コロサ・レル
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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