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第6夜 招待状②

 

それ夜、俺はまたあの夢を見た

 

良盛ヒデヨ

…眩し…っ

ゴソ…

 

   

“先輩、こんばんは~”

良盛ヒデヨ

ぁ、葵

 

夢の中の太陽の下で、 まるで無邪気な子供の様に笑う葵

ここは昼間なのに、こんばんはと挨拶されるのは不思議なものだ

 

   

“招待状、受け取ってくれたんですね。ありがとうございました”

良盛ヒデヨ

招待状…あぁ、

良盛ヒデヨ

あの硝子の

   

“そっ、正解です”

 

今朝部屋に落ちていた硝子の破片

やっぱりあれは葵から花への 『招待状』だった様だ

持っている人の意識を繋げられるという物で

シンクロニシティという、

人間の意識は深い所で繋がっているという考えを利用しているらしい

 

良盛ヒデヨ

葵、難しい事知ってるんだな、、

   

“ここに来る前いろいろ見てましたからね〜”

   

“変な事はいっぱい頭に入ってるんですよ”

良盛ヒデヨ

いや、こうやって役立てられてるんだから

良盛ヒデヨ

何も変じゃ無いよ

良盛ヒデヨ

凄い

   

“先輩に褒められた〜、嬉しぃ〜”

 

そう言いながら俺の前を歩く葵

それにしてもこの夢 一体何処まで続いているのだろう

こうして葵が何処かへ案内してくれているが…

未だ周りは見た事ない風景ばかり

 

 

ここは通学路だろうか

夢だからと言うのもあるが、周りには俺と葵以外誰も居ない

誰も居ない街を歩くというのは、こんなにも不安になるのか…

 

 

良盛ヒデヨ

…そういえば

良盛ヒデヨ

今日、麻生が店に来たんだ

   

“麻生?あぁ、久々に名前聞いたなぁ”

   

“ふむふむそれで?”

良盛ヒデヨ

葵が居なくなって、皆元気が無い

良盛ヒデヨ

一週間も探して居るのにって

良盛ヒデヨ

心配してた

   

“一週間……へぇ”

 

俺の言葉に一瞬表情が曇る葵

 

   

“もう一週間も経ったのか、早いな~”

   

“実感無いな…”

 

と、少し含みのある言い方をするが

俺にはまだその意図は読めない

いや、読みたくないのかも知れない

その先にある真実を知るのが怖いというのが正直な所…

 

トットッ…

   

“っと、”

   

“今日はここまで見たいですね、”

良盛ヒデヨ

そっか

   

“あ!それと”

   

“麻生達の事、教えてくれてありがとうございます”

   

“今度あいつにも会う様にしないとなぁ、あ〜忙し”

 

そう言うと葵はくすりと笑った

 

良盛ヒデヨ

それと、花がまた会えるかなって言ってた

   

“あらまぁ、”

   

“ん〜…じゃあまた招待状用意しないとですね”

   

“楽しみだなぁ”

良盛ヒデヨ

そうだな、

良盛ヒデヨ

花もきっと喜ぶよ

   

“えへへ、それは嬉しいですねぇ”

 

   

“じゃ、また夢で”

良盛ヒデヨ

うん

 

そうしてその日の夢は幕を閉じた

俺の死体を見つけて先輩

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