あなた
そこに居たのは毛並みの良くない白猫だった目はとても綺麗な紫で吸い込まれるようだ
でもこんなところにいるともみくちゃにされちゃうと思い抱き抱えようと近寄った
猫
あなた
トト子
にゃー
あなた
トト子
にゃー
走っていると
あなた
いや祭りの中なのは確かだしかし異様なのだ耳や尻尾が生えてたり角が生えてたり目がひとつだったり
あなた
不思議と怖くなくて落ち着いてるのはおかしいことなんだと思う
佇んでいると……
モブ
手を肩に置かれたびくりとはねると笑われた
モブ2
気づかなかったがジロジロと見られているあなたは自分自身があがり症であることを思い出しカアッと顔が赤くなるのを感じた
あなた
しかし笑いは大きくなり心做しか掴まれた肩にますます力がはいった気がした 涙目になると
モブ
モブ2
なんて声が上がる
その時だったグイッと反対方向に肩が掴まれ引き寄せられポスンと収まった
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!