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ユンギがジンに甘えてるってところがいい…。胸にうずくまる所なんかめっちゃ想像した♡♡
わー、最高!!ありがとう!
※ 実際の人物や団体などとは関係ありません ※
【SIN】 『 甘く、蕩ける恋 』
それでは、いってらしゃいませ。
(ちょいえちかもです)
「…、?」
朝起きると、僕は彼氏に抱きつかれながら寝ていた。
細い腕、白い肌。
全てが彼だと訴える。
いつもは、同じ部屋で寝てないし、抱きつきなんて中々ない。
…寂しくないのかって?
いいんだ。これが、僕達の距離感だから。
なんて、無理矢理自分に言い聞かせても、寂しいという感情は引き下がってくれない。
そんな僕に、なんで彼はこんなことを…
…起こさせるのは悪いか。
ゆっくりとベッドから出ようと試みるが、全く離してくれない。
『…んん、ヒョン…』
…なんだ。なんでこんなに甘いんだ。
『……んぅ…?』
「ぁ、起きた?」
『…ヒョン…』
そう言って僕の胸に蹲る(ウズクマル)ユンギ。
「…ん~?どしたの~?」
愛しくて、堪らなくて、すぐに折れてしまいそうなユンギの体を優しく包む。
『…ヒョンの匂い、』
「んふふ、でしょ?笑」
まるで子供のようなユンギは、いつもとは全く違っていた。
「…そろそろ起きる?」
『…ん~…』
あんまりこのベッドから離れたくなさそう。
「…僕と一日こうやってるの、勿体なくない?」
「もっと、ユンギと色んなことしたい。」
「だから、起きよ?」
僕自身がただ起きたいがために、必死に説得する。
『…ベッドでできることあるじゃないですか』
「……それは今日の夜ね。」
「朝からやったら、疲れちゃうでしょ?」
『…はーい、』
僕の理性が壊れる前に、急いでベッドから起きる。
するとユンギも、ズルズルとベッドから起きてきた。
「…朝ごはん、何にしよっか」
リビングに向かいながら、僕らは今日の朝食について話し出した。
話題を持ちかけている最中も、ユンギはずっと、弱い力で僕の腕にしがみついてくる。
『…コーヒー。』
「だけ?」
🐱 - コクン
「ダメだよ~、ちゃんとご飯食べなきゃ。」
…そんなに嫌そうな顔して。
猫みたいで可愛いね。
脳内でもこんなこと考えて、僕の中はほぼ9割がユンギで占めていることを今更自覚して、少し恥ずかしくなる。
「…キャットフードにする?」
小さく呟いた声は、ユンギが取りだした皿の音に溶けていった。
結局、韓国では一般的な、スープ、ご飯、キムチなどを朝ごはんにした。
食べ終わり、皿洗いがちょうど洗い終わると、ユンギが急に後ろから抱きついてきた。
「わっ、…どうしたの?」
『…夜まで待てない。』
「…何が?」
『……さっきのやつ。』
「さっきのやつって?」
もちろんわかっているけれど、少し悪戯したくなるのは、彼氏として当たり前だと思いたい。
『…ヒョンやだ。』
「え~?笑」
『いじわる』
「ごめんごめん笑」
そう言って、慰めるように、揺れるだけのキスをする。
一瞬沈黙が流れると、次はユンギが、背伸びをしながらキスしてきた。
「えっ、」
『足りない、』
「…どうなっても知らないよ?」
『ヒョンならいいもん』
「ふーん、そっか。」
僕は意地でも張るように、深く、甘い、今のユンギのようなキスをした。
皆さんこんちわえむです!
いかがだったでしょうか~!
今回は、[きむ。りじ☺]様からのリクエストでした!
リクエストありがとうᵒ̴̶̷̥́~ᵒ̴̶̷̣̥̀ ♡
短編なので短かったですが、楽しんでいただけたなら嬉しいです🥰
次回もリクエストだと思います!
それでは、お暇致します。