主
主
主
主
主
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角名倫太郎
授業をぼーーっとしながら聞くだけの日々
毎日が退屈だ。
でも、そんな退屈な日々の中でも一つだけ楽しみがある
宮治
それが、治の横顔を見つめることなのだ
整った顔立ち
長いまつ毛
角名倫太郎
ついつい見惚れてしまう
男同士なのに...変な話だ
キーンコーンカーンコーン
角名倫太郎
治に近寄り声をかける
宮治
髪をぐしゃぐしゃと乱暴に触る姿
無作法な筈なのに綺麗に感じてしまう
角名倫太郎
宮治
宮治
治がやんわりと笑う。
ああ、駄目だ今にも惚れてしまいそうだ
コツコツと床を鳴らす音が響く
宮治
適当に相槌をうちながら廊下を歩く
宮治
治はいつも八割侑の話をする。あとは飯の話だ。
俺は侑の話を聞いていると心臓がきゅっとするような感情になる
...これは嫉妬なのか?
いやいや。侑と治は兄弟なんだし、何より俺らは男同士だし...
角名倫太郎
宮治
俺は、本当に治に恋をしてしまったのだろうか?
角名倫太郎
咄嗟に笑顔をつくる
胸が苦しい
目線が床に向く
俺は一体どうしてしまったのだろうか────
主
主
主
主
𝑇ℎ𝑎𝑛𝑘 𝑦𝑜𝑢
コメント
1件
よく見たら最初の文変になっていました...申し訳ない